グリーンボンド起債について、新資本市場セミナーで講演

2018年12月17日


パネルディスカッションの様子
―グリーンボンド市場の活性化に貢献―


当社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社が12月14日に主催した新資本市場セミナーにおいて、グリーンボンド(調達資金の使途を環境改善効果のある事業に限定して発行する債券)を発行した世界初の外航海運会社として、当社の取り組みを紹介しました。

 本セミナーは、資本市場におけるESG(環境、社会、ガバナンス)の重要性の世界的な高まりを受け、ESGの潮流等に関する情報交換を目的として、ESG債に関心のある発行体を対象に開催されたものです。



当日は、「ESGの潮流~ESG債への取り組み~」と題したパネルディスカッションに当社財務グループ統轄チーム課長代理の白根佑一が参加し、グリーンボンド起債を決定した背景や起債実務の詳細、社会からの反応について、その他のESG債発行会社、投資家やメディアらと議論しました。

 当社は、環境投資への積極的な取り組みを幅広いステークホルダーの皆さまに発信するとともに、グリーンボンド市場の活性化に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。

<日本郵船グリーンボンドについて>
当社は中期経営計画 “Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green” にESGの観点を織り込み、企業価値と社会価値の持続的な発展と成長を牽引する目標を掲げ、本年5月にグリーンボンドを発行しました。調達した資金は、2020年から強化される環境規制に対応するため、環境負荷の低い液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶の建造や、排ガスから硫黄酸化物(SOx)を除去する装置「SOxスクラバー」設置などに充当します。

<関連プレスリリース>
2018年4月17日発表:グリーンボンド(第40回無担保社債)発行に関するお知らせ
https://www.nyk.com/news/2018/1190456_1685.html
2018年5月8日発表:グリーンボンド(第40回無担保社債)発行に関するお知らせ(2)
https://www.nyk.com/news/2018/1190555_1685.html
2018年5月18日発表:グリーンボンド発行に関するお知らせ(3)
https://www.nyk.com/news/2018/1190609_1685.html

以上

この文書は、当社の広報活動として一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。


 
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