グリーンボンド起債について、企業財務協議会で講演
2018年11月13日
ワークショップの様子
当社は、「企業の資金調達の円滑化に関する協議会」(以下企業財務協議会、注)が11月12日に主催した「社債に関するワークショップ」において、グリーンボンド(調達資金の使途を環境改善効果のある事業に限定して発行する債券)を発行した世界初の外航海運会社として、当社の取り組みを紹介しました。
当日は、同協議会の会員向けのワークショップにおいて、当社財務グループ統轄チーム課長代理の白根佑一がグリーンボンド起債に至った背景、目的と効果、起債実務の詳細について説明しました。
当社は、環境投資への積極的な取り組みを幅広いステークホルダーの皆さまに発信するとともに、グリーンボンド市場の活性化に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。
(注)「企業の資金調達の円滑化に関する協議会」
企業の資金調達の円滑化の観点から重要と考えられる課題・問題点について、重点的かつ機動的に議論を行うとともに、検討結果の実現に向けて関係各方面に積極的な働きかけを行うことを目的として1992年2月に設立された、民間企業の自主的な団体。
ウェブサイト:http://www.cftaj.org/
<日本郵船グリーンボンドについて>
当社は中期経営計画 “Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green” にESGの観点を織り込み、企業価値と社会価値の持続的な発展と成長を牽引する目標を掲げ、本年5月にグリーンボンドを発行しました。調達した資金は、2020年から強化される環境規制に対応するため、環境負荷の低い液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶の建造や、排ガスから硫黄酸化物(SOx)を除去する装置「SOxスクラバー」設置などに充当します。
<関連プレスリリース>
2018年4月17日発表:グリーンボンド(第40回無担保社債)発行に関するお知らせ
https://www.nyk.com/news/2018/1190456_1685.html
2018年5月8日発表:グリーンボンド(第40回無担保社債)発行に関するお知らせ(2)
https://www.nyk.com/news/2018/1190555_1685.html
2018年5月18日発表:グリーンボンド発行に関するお知らせ(3)
https://www.nyk.com/news/2018/1190609_1685.html
以上
この文書は、当社の広報活動として一般に公表するための記者発表文であり、投資勧誘を目的として作成されたものではありません。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。