過去の教訓を継承するビデオを制作

2018年3月15日

―安全意識を浸透させ、さらなる安全追求へ―



当社は、1997年に発生した原油タンカー「ダイヤモンドグレース」の東京湾中ノ瀬原油流出事故から20年が経過したことを期に、事故の教訓を風化させないこと、そしてグループ社員に安全意識をより浸透させることを目的とした安全推進ビデオを制作しました。

 この安全推進ビデオは、(1)海・陸・空 あらゆるフィールドで働く約5万人に安全を啓発するグループ社員向けと、(2)安全活動に対する当社の基本姿勢を紹介するステークホルダーの皆さま向けの2本立てになっています。

 (1)グループ社員向けは「日本郵船グループ最大の危機 中ノ瀬原油流出事故」と題し、事故当時を知る社員の証言インタビューやCGなどで当時の状況を再現し、些細なミスコミュニケーションなどにより社会、環境に甚大な損害を与えうることをあらためて認識できる内容となっています。また、総合物流企業である当社にとって、ビジネスの裾野がますます広がりを見せるなか、オープンコミュニケーションが重要であることを、全グループ社員に対して啓発しています。

 (2)ステークホルダーの皆さま向けは「安全文化の醸成」と題し、当社の安全に対する基本姿勢を紹介するとともに、事故など過去の教訓に基づき安全対策を強化してきた経緯を伝えます。また、今後もその基本姿勢を継承し、安全・安心を最優先に考える文化を醸成していくことを、全てのステークホルダーの皆さまに向けて紹介しています。

 当社グループは、過去の教訓を今後の安全対策・教育に活かし、さらなる安全を追求します。

動画リンク:「安全文化の醸成」編8分43秒(2018年2月制作/ステークホルダーの皆さま向け)
https://www.nyk.com/profile/video/09_jpn.htm


当社の安全活動の取り組み
http://www.nyk.com/esg/social/index.html

以上

 
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