「ベストクオリティーシップ2016」を受賞
―水先人からみた優秀船舶の表彰―

2017年6月23日

当社が所有するコンテナ船「NYK RUMINA」と当社グループの郵船クルーズ株式会社(本社:横浜市西区、代表取締役社長:服部浩)が所有する客船「飛鳥Ⅱ」の2隻が、日本水先人会連合会(注1)が選定する「ベストクオリティーシップ2016」を受賞しました。

 同賞は、船舶の安全航行と港湾や海洋環境の保護に関する意識高揚に資するため、2003年度に創設されたものです。2016年度は全国の水先区で9~10月に水先人が乗船した船舶の中から特に優秀な船舶として計7隻が選ばれ、本日、都道府県会館(東京都千代田区)にて表彰式が行われました。

 選定に際しては、安全措置の確実な実施、乗組員のBRM(注2)に関する十分な訓練、船内での指揮命令系統の完全な維持、安全運航への乗組員の高い意識、水先人への万全な協力体制などが総合的に評価され、今回の受賞につながりました。


NYK Rumina

当社グループは最大のミッションである安全を確保するため、今後も海陸が一体となった安全運航に努めます。


(注1)日本水先人会連合会
各区水先人会の全国的な連携のため設立された組織。

(注2)BRM
Bridge Resource Management
米国航空宇宙局(NASA)で開発されたCRM(コクピット・リソース・マネジメント)の概念を取り入れ、船を操船する船橋(ブリッジ)における人的リソースの活用、マン・マシン・インターフェイスの改善を目的とする管理手法。


飛鳥Ⅱ

写真左、Pablo Mussi, Technical Fleet Manager of Columbia Shipmanagement Ltd. (NYK Ruminaの船舶管理会社)

写真左、郵船クルーズ株式会社 飛鳥Ⅱ船長 小久江尚

以上

 
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