当社は、公益社団法人日本技術士会が2月23日に主催した講座「脱炭素化革命の最前線」において、当社のグリーンファイナンス（環境改善効果のある投資に限った資金調達手法）について講演しました。

　本講座は、二酸化炭素排出を実質ゼロにする脱炭素化が進むなか、技術士（科学技術に関する高度な知識と応用能力が認められた技術者）に対して地球温暖化の現状や国内外の取り組みを紹介することを目的に開催され、当日は4つの取り組み事例について講演が行われました。

　当社の講演では、財務グループ統轄チーム課長代理の白根佑一が「グリーンファイナンスについて」と題して、投資家・金融機関がESG（環境、社会、ガバナンス）を強く意識し始めているスタンスの変化と、その流れを汲んだ企業側の資金調達手法として当社のグリーンファイナンスの取り組みやその利点について紹介しました。

　当社は、環境投資への積極的な取り組みを幅広いステークホルダーの皆さまに発信するとともに、環境投資の活性化に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。

当社は中期経営計画 “Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green” にESGの観点を織り込み、企業価値と社会価値の持続的な発展と成長を牽引する目標を掲げ、2018年に外航海運会社として世界初のグリーンボンド発行や、グリーンローンの借入を行いました。