2018年サステナブルファイナンス大賞の「グリーンボンド賞」を受賞

~業界初のボンド発行や船舶のグリーン性評価基準策定への協力が評価~

 当社は、環境問題を金融的手法で解決する「環境金融」の普及・啓蒙活動を行う一般社団法人環境金融研究機構が主催する2018年サステナブルファイナンス大賞において、「グリーンボンド賞」を受賞しました。1月23日に授賞式が開かれ、財務グループ長の中野克也らが出席しました。

 サステナブルファイナンス大賞は日本の金融市場でのグリーンファイナンスやサステナブルファイナンスの拡大を促すために、革新的な取り組みを積極的に展開している金融機関や関連企業等を評価・顕彰する制度で、今回で4回目になります。

 当社が評価されたポイントは、昨年5月に外航海運業界で初めてグリーンボンドを発行したことに続き、国際NGOのCBI(気候債券イニシアチブ、※)が設置した海運セクターのグリーンボンド評価基準を策定するワーキンググループに参加し、船舶のグリーン性評価の国際的活動に加わるなど、先進的な取り組みを行ったことです。

当社は、引き続き環境投資への積極的な取り組みを幅広いステークホルダーの皆さまに発信するとともに、グリーンボンド市場の活性化に貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。

  • CBI(Climate Bonds Initiative)
    債券市場を通じて、気候変動問題の解決を目的とする国際NGO。グリーンボンドに関する情報発信とClimate Bonds Standardなどのグリーンボンド評価基準の策定や、政府、金融機関および事業会社に対する政策提言などを行う。

<日本郵船グリーンボンドについて>

当社は中期経営計画 “Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green” にESGの観点を織り込み、企業価値と社会価値の持続的な発展と成長を牽引する目標を掲げ、昨年5月にグリーンボンドを発行しました。調達した資金は、2020年から強化される環境規制に対応するため、環境負荷の低い液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶の建造や、排ガスから硫黄酸化物(SOx)を除去する装置「SOxスクラバー」設置などに充当します。

表彰状を受け取る当社財務グループ長の中野克也

授賞式でプレゼンを行う財務グループ統轄チーム課長代理の白根佑一

「2018年 サステナブルファイナンス大賞」の詳細は、一般社団法人環境金融研究機構のホームページをご覧ください。

以上

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