「うみ博2024」の当社コンテンツをご紹介!
公開日:2025年01月22日
更新日:2025年01月22日
2024年8月3日から4日にかけて、横浜市役所アトリウムと大さん橋ふ頭周辺で「うみ博2024~横浜のうみが驚きと学びに変わる2日間~」が開催されました。このイベントは、海洋都市横浜うみ協議会が2016年から毎年開催しているもので、次世代を担う子供たちを中心とした多くの人々に海の仕事や魅力を広く伝えることを目的としています。海で活躍する船舶や海の仕事、生物・環境など、親子で楽しく学べるコンテンツがたくさんありました。
日本郵船グループは、海運業の魅力を伝えるべく、各会場でさまざまな体験や展示イベントを実施しました。主要なプログラムをご紹介します。
横浜市役所アトリウムでのプログラム
テージプログラム「船乗りってなーに!?船長さん・機関長さんに聞いてみよう!」
現役の船長や機関長が登壇し、船員業務について紹介するステージプログラムを実施しました。日本からオーストラリアへ航海中の自動車専用船と会場を衛星通信サービスStarlink※でつないだトークイベントも行われ、子どもたちからの質問に航海中の船長が直接答える姿は大いに盛り上がり、親子で楽しめる内容となりました。
※Starlink:米国のSpace Exploration Technologies Corp. (スペースX社)が運営する衛星通信サービス。数千の低軌道周回衛星を使って高速のインターネット接続を実現した。
当社船長と機関長が登壇
操船シミュレータ体験
中学生以下を対象とした操船シミュレータ体験を行いました。参加者は船や船員の仕事、海の上を航行する楽しさ、安全運航の重要性について学び、体験後には修了書が授与されました。
体験前、船員業務などについて説明(約10分間)
操船シミュレータ体験(約20分間)
大さん橋ふ頭でのプログラム
船乗りトークイベント「自動車専用船ってなぁに?」
現役の航海士や機関士が、自動車専用船の役割や船員業務について説明しました。子どもたちからの質問がひっきりなしに続き、興味深い話が展開されました。
自動車専用船「CENTAURUS LEADER」の船内見学
新型コロナウイルスの影響で控えていた自動車専用船の船内見学会を5年ぶりに実施し、約850名の参加者が訪れました。船倉内ではベテランドライバーによる自動車の積み付けデモンストレーションが行われました。船の操縦を行う船橋(ブリッジ)では、航海士や機関士がレーダーや六分儀などのさまざまな航海計器について詳しく説明しました。また、パネル展示では自動車船の歴史や構造、運べる貨物について解説し、救命いかだの展示やエンジンキットの分解・組立体験も実施され、参加者は実際にエンジンに触れながらその構造を学びました。
参加型アートコーナー「みんなで氷川丸を完成させよう!」
来場者が丸シールを貼り、大きなアート作品を完成させる参加型アートコーナーも設けました。「氷川丸※」を題材にしたこのアート作品は、多くの来場者が参加し、見事な作品に仕上がりました。(作家:大村雪乃
さん)
※氷川丸:1930年、横浜船渠(後の三菱重工業)にて建造されシアトル航路に投入された当社貨客船。1961年、山下公園に係留。戦前の日本で建造され、現存する唯一の大型貨客船で、2016年、国の重要文化財に指定。
丸シールを貼る様子
完成作品と大村雪乃さん
株式会社新日本海洋社によるタグボート体験乗船会
タグボート「神奈川丸」への体験乗船も実施され、大型船の港への出入りを助けるタグボートの役割を体感してもらいました。
タグボート「神奈川丸」
操舵室
郵船クルーズ株式会社による飛鳥クルーズトークイベント
大さん橋に着桟している「飛鳥Ⅱ」を眺めながら、同船のホテルマネージャーがクルーズの魅力と海の仕事について説明しました。
ホテルマネージャーによるトーク
その他のコンテンツ
自動車専用船オリジナルナノブロックや日本郵船オリジナル消しゴム、船長帽子風サンバイザー、「うんこドリル 海の物流」のプレゼント配布、フォトスポットの設置など、さまざまなコンテンツが用意されました。
「うみ博2024」を通じて、多くの子どもたちを含む来場者のみなさまに海運業の魅力を感じていただきました。今後もこのような取り組みを続け、人々の生活を支える海運業への関心を高めていきます。
当日の様子は日本郵船公式SNS(インスタグラム
、X
)でも発信しています。