インド・ピパバブ港から完成車を初出荷
―インド西海岸エリアで拡大する完成車輸出ニーズへ対応―
2015年8月27日
8月26日にインド北西部グジャラート州のピパバブ港で初の完成車輸出が開始され、当社運航の自動車専用船が寄港し、Ford India Pvt. Ltd. (以下Ford社) の工場で生産された完成車の積荷役作業がNYK Auto Logistics (India) Pvt.Ltd(以下NALI社、注1)により行われました。
ピパバブ港では、今年8月よりNALI社がGujarat Pipavav Port Ltd(注2)と共同で完成車物流ターミナルの運営を開始しました。同ターミナルでは年間25万台相当の完成車を蔵置するスペースを備え、PDI(注3)サービスを提供しています。インド西海岸エリアではFord社を始めとした自動車メーカー各社が輸出の拡大を計画しており、将来は同港が完成車の輸出拠点となることが見込まれます。
NALI社は今後、さらなる経済成長が見込まれるインドでの完成車物流における顧客ニーズにきめ細やかに対応します。
当社グループは、新中期経営計画“More Than Shipping 2018”で掲げた「きらり技術力」を推進し、世界各地で培ってきた完成車物流の豊富なノウハウと経験を活かし、より高品質なサービスを提供していきます。
(注1)NYK Auto Logistics (India) Pvt. Ltd:インドにおける当社現地法人で、当社グループの完成車関連事業を一元的に担っている。自動車専用船の集荷および船舶代理店業務、完成車の納品前点検・補修サービス、トレーラーによる内陸輸送などを提供している。
(注2)Gujarat Pipavav Port Ltd:世界67か国の71港湾でターミナルを運営するAPM Terminals系列の国際的ネットワークの一つ。
(注3)PDI(Pre-Delivery Inspection): 完成車の納品前点検・補修・部品補給サービス
参考:2014年12月26日発表
インド北西部で完成車物流ターミナルを共同運営
―拡大する完成車輸出対応型の高品質完成車物流サービスを提供―
https://www.nyk.com/release/3131/003730.html
■ピパパブ港ロケーション
以上
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