「第10回エコプロダクツ大賞」で国土交通大臣賞を受賞
-環境負荷を低減する「空気潤滑システム」-
2013年11月26日
日本郵船株式会社
株式会社MTI
第10回エコプロダクツ大賞 エコサービス部門 国土交通大臣賞受賞
日本郵船株式会社(本店:東京都千代田区、代表取締役社長:工藤泰三)と当社グループの株式会社MTI(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:五十嵐誠)、株式会社大島造船所(本社:長崎県西海市、代表取締役社長:南浩史)は、船舶の省エネ技術「空気潤滑システム」の開発・運用が評価され、「第10回エコプロダクツ大賞」(エコプロダクツ大賞推進協議会主催)の「エコサービス部門」で国土交通大臣賞(大賞)を受賞しました。
本賞は、環境負荷の低減に配慮したすぐれた製品・サービス(エコプロダクツ)を表彰することを通じて、それらに関する情報を需要者サイドに広く伝えるとともに、エコプロダクツの供給者である企業等の取組みを支援することで、日本におけるエコプロダクツのさらなる普及を図ることを目的に、2004年に設けられました。
今回受賞した空気潤滑システムは、空気を船底に送り込み、泡を発生させることによって、船体と海水の摩擦抵抗を低減させ二酸化炭素(CO2)削減効果を得るもので、当社グループでは、2010年に三菱重工業株式会社との共同開発によるブロア(送風機)式空気潤滑システムをモジュール船2隻に搭載し、世界で初めて恒久的運用に成功しました。また、より喫水の深い大型船舶への展開として、2012年には株式会社大島造船所と共同で掃気式空気潤滑システムを石炭運搬船に搭載し、実運用を開始しました。本システムは貨物の積載量に応じて約4~8%のCO2削減効果が得られることが海上試運転時に確認されています。
当社グループは、今後も空気潤滑システムの実用化をはじめとする環境技術の積極的な導入を進め、地球環境と持続可能な社会に貢献していきます。
なお、表彰式は、12月12日に東京ビッグサイトで開催される、日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2013」の会場内で行われます。
参考:
・2012年7月9日発表 空気潤滑システムに6%の省エネ効果
-2年間のモジュール船での実証実験で確認-
・2012年7月27日発表 空気潤滑システム搭載バルカー「SOYO」竣工
-世界初の主機掃気バイパスによる空気潤滑システムの実船搭載-
【お問い合わせ先】
日本郵船株式会社 広報CSRグループ: 03-3284-5197
株式会社MTI 広報担当: 03-5222-7727
以上
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その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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