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国内初のエコタグボート「翼」が横浜港に就航

2013年3月28日


「翼」

当社グループ会社の株式会社ウィングマリタイムサービス(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:山下俊憲)が所有・運航する国内初の船舶用ハイブリッド推進システムを搭載した環境配慮型タグボート(エコタグ)「翼」(総トン数256トン)が横浜港に就航し、3月27日に就航披露式典が開かれました。
 
この環境配慮型タグボートは、従来のディーゼルエンジンに加え、モータージェネレーターと高性能バッテリーを搭載しています。運航時や曳船の作業内容に応じてディーゼルエンジンとモーターを単独もしくは組み合わせて使用することで、効率的で環境に優しい作業が可能になります。バッテリーの充電には船内の発電機だけでなく陸上の電源設備からの給電も利用することで、港内で排出する二酸化炭素(CO2)の量を約20%削減することが可能となる見込みです。


式典にて 写真左から:
当社代表取締役専務 内藤忠顕、
一般財団法人 日本港湾タグ事業協会 小野耕一会長、
鈴木伸哉 横浜市副市長、
中島泰雄 横浜市港湾局長、
株式会社ウィングマリタイムサービス 代表取締役社長 山下俊憲

3月27日には横浜市の鈴木伸哉副市長ほか多数の来賓が出席し、横浜港大桟橋で本船の内覧会が行われました。内覧会のあと就航披露式典では、船体を設計・建造した当社グループ会社の京浜ドック株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:明野進)とハイブリッド推進システムを開発・製造した新潟原動機株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:犀川淳一)から提供された映像を用いてエコタグ「翼」が紹介されました。
 
「翼」は、3月15日から横浜・川崎港で大型船の離着岸をアシストする曳船作業に従事しています。当社グループは、引き続き「翼」の効果的運用により、大都市の生活圏に隣接する港湾での環境負荷の低減に積極的に取り組んでいきます。 
 

参考:
2012年4月24日発表 ハイブリッド推進システム搭載の環境配慮型タグボートを発注
―国内初の開発、CO2排出20%削減へ―
https://www.nyk.com/release/1960/NE_120424_2.html

 

以上

 

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