定期船事業

一般消費財を主に輸送するコンテナ船部門と、コンテナターミナル等を各地で展開するターミナル関連部門で構成されています。

コンテナ船部門について

ONE 大型コンテナ船

コンテナ船は、国際規格に準じたさまざまなサイズや種類の海上コンテナを積載し、私たちの生活に欠かすことのできない食料品や日用品、電化製品などさまざまなものを輸送しています。海上コンテナは輸出貨物の積み込みや輸入貨物の取り出しが容易なほか、コンテナターミナルなどで船舶とトラックや鉄道等の陸上輸送手段との積み替えが効率的にできるため、コンテナ船による輸送は国際貿易において重要な役割を果たしています。

当社、川崎汽船(株)及び(株)商船三井の3社は2017年に定期コンテナ船事業の統合に踏み切り、シンガポールに事業運営会社であるOcean Network Express Pte. Ltd.(ONE)を合弁で設立し、2018年4月にサービスを開始しました。グローバルな組織体制のもとで現在は200隻以上の船隊を運航、100ヶ国以上を結ぶ広範囲なネットワークを構築し、お客さまのさまざまなニーズに対応可能な、世界最高水準のきめ細やかなサービスを提供しています。

ターミナル関連部門について

コンテナターミナル外観

国内においてコンテナターミナルを運営し、安全、正確、かつ効率的なオペレーションを行っています。また、CO2を含む大気汚染物質の排出を軽減する荷役機器の導入なども進めています。その他にも、港湾荷役サービスに加え、船舶代理店や曳船など、船舶のスムーズな入出港をサポートする港湾関連サービスも提供しています。