お知らせ

当社グループMTIが大阪大学大学院工学研究科の「先進海事システムデザイン共同研究講座」に参画

4月に開設、日本海事産業の国際競争力向上へ産学連携

当社グループの株式会社MTIは2025年4月、国立大学法人大阪大学(総長:西尾 章治郎/以下、大阪大学)、今治造船株式会社(代表取締役社長:檜垣幸人)、ジャパン マリンユナイテッド株式会社(代表取締役社長:廣瀬崇)、一般財団法人日本海事協会(会長:坂下広朗)と共に、大阪大学大学院工学研究科(大阪府吹田市)に「先進海事システムデザイン共同研究講座」を開設します。

造船・海運・船級をはじめとする海事産業は、四方を海に囲まれた日本にとって、人々の生活を支える海上輸送のための船舶の供給と運用を担う基盤産業です。そして大阪大学大学院工学研究科は、地球総合工学専攻の船舶海洋工学部門を中心に、船舶や海洋構造物の研究において世界トップクラスの成果を挙げています。本共同研究講座は、世界に冠たる日本の造船・海運・船級をはじめとする海事産業クラスターの強みを活かし、国際競争力強化のため産学連携をさらに深化させ、世界トップレベルの研究と人材育成に取り組み、世界の海事産業をリードする研究・教育拠点になることを目指します。

共同研究講座概要
講座名:先進海事システムデザイン共同研究講座
英語名:Open Collaboration Laboratory for Enabling Advanced Marine Systems
呼称: 阪大OCEANS
設置期間:2025年4月1日~2030年3月31日 (5年間)
設置場所:大阪大学テクノアライアンス棟

活動内容
1.革新的なシステムズエンジニアリングと自動設計に関する基盤研究
A)安定的な海上輸送を支えるサプライチェーンの強靭化に関する研究
B)船舶の基本設計・機能設計と認証におけるAI活用に関する研究
C)船舶の生産設計とデジタルシップヤードに関する研究
D)船舶の運航・保守とデジタル・ツインに関する研究

2.船舶の設計・建造・運用、認証に関する個別研究(オープン型研究、クローズ型研究)
3.次世代の海事産業を支える人材育成

MTI プレスリリース

以上

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