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24年度の重大事故対応訓練を実施

~郵船クルーズ、海保と連携 「飛鳥Ⅱ」想定で安全運航を再確認~

当社とグループ会社の郵船クルーズ株式会社は10月3日、安全推進キャンペーン「Remember Naka-no-Se」(注)活動の一環として、郵船クルーズが保有・運航する客船「飛鳥Ⅱ」(以下「本船」)が新潟港沖でばら積み船と衝突する重大事故が発生した想定で対応訓練を実施しました。訓練には、当社から代表取締役社長の曽我貴也、郵船クルーズから代表取締役社長の遠藤弘之が参加し、国土交通省海事局、第九管区海上保安本部、一般社団法人日本船主協会など社外関係者の協力の下で行われました。

訓練の流れ

(1)本船から郵船クルーズへ事故発生の連絡が入り、直ちに郵船クルーズ内で遠藤社長を本部長とする事故対策本部を設置。関係者とのコミュニケーション経路を確立。
(2)連絡を受けた当社でも郵船クルーズの事故対応を支援すべく、曽我社長を本部長とする事故対策本部を設置。
(3)本船の乗員乗客の避難経路の確保や油濁防除体制などの対応について、第九管区海上保安本部と連携。
(4)事態の進展に合わせて順次プレスリリースを配信し、模擬記者会見を実施。
(登壇者:当社社長 曽我貴也、郵船クルーズ社長 遠藤弘之、専務執行役員 春名克彦) 

事故対策本部の様子

模擬記者会見の様子
登壇者 右から
当社社長 曽我貴也
郵船クルーズ社長 遠藤弘之
専務執行役員 春名克彦

安全運航は当社グループの最優先事項です。今後とも、乗員乗客の安全、お客さまの貨物を安全かつ確実にお届けするために船陸一丸で取り組みます。

今回の取り組みが特に貢献するSDGsの目標

(注) 「Remember Naka-no-Se」キャンペーン
1997年7月2日に発生した原油タンカー「ダイヤモンドグレース」の東京湾中ノ瀬原油流出事故を教訓として、安全運航の重要性をすべての役員・社員が再確認するために実施している安全キャンペーン。98年以降、毎年7月1日から2カ月間行い、2024年で27回目を数えます。このキャンペーンでは、重大事故対応訓練のほか、多くの役員・社員が訪船し、船陸間コミュニケーションの深度化を図っています。24年は210隻へ総勢518人が訪船しました。

以上

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