• プレスリリース

ESG経営を象徴する新レストランシップ、27年就航へ

ハイブリッド型電気推進船で静粛性向上、高価値の顧客体験を提供

当社は2024年9月30日に前畑造船株式会社と新造レストランシップ(以下「本船」)の造船契約を締結しました。本船は2027年に完成予定であり、当社グループ会社の株式会社クルーズクラブ東京が、現在運営中のレストランシップ「LADY CRYSTAL」(レディ クリスタル)の後継船として運営する予定です。 

本船には、一般的な船舶に使用されるディーゼルエンジンに加えてバッテリーを搭載、水素燃料の活用も検討しており、ハイブリッド型電気推進船としてネットゼロエミッションを目指します。また、振動・騒音や燃料油特有の臭いを抑えることで、さらなる静粛性と快適な空間を実現します。

提供される料理には、当社が包括連携協定を締結している秋田県、北海道の旬の食材を使用することで、お客さまに日本の四季をお楽しみいただくとともに、地方創生へ貢献します。

これらの取り組みを通じ、当社のESG経営を象徴し、お客さまに上質な時間を味わっていただける船舶を目指します。

詳細は今後、当社Webサイト等で随時発信予定です。 

本船概要(2024年9月末現在)

全長:約48.0m 
全幅:約9.5m 
喫水:約2.1m 
総トン数:約480トン 

各社概要

〔運営〕
株式会社クルーズクラブ東京
本社:〒140-0002 東京都品川区東品川2-3-16 シーフォートスクエア1階
代表取締役社長:鶴身 明子
概要:1989年設立。レディ クリスタルでの東京港内周遊およびクラブハウスでのレストラン、その他パーティー・ウエディング事業を展開 
ウェブサイト:https://cctokyo.co.jp/   

〔建造〕
前畑造船株式会社
本社:〒857-0852長崎県佐世保市干尽町6-3
代表取締役社長:北村 與志郎
概要:1948年設立。フェリー、客船、ケミカルタンカー等、あらゆる船舶を建造しており、現在株式会社クルーズクラブ東京が運航しているレディ クリスタルの建造も実施
ウェブサイト:http://maehata-zousen.co.jp/

日本郵船グループは、中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing - を2023年3月10日に発表しました。“Bringing value to life.”を企業理念とし、2030年に向けた新たなビジョン「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します」を掲げ、ESGを中核とした成長戦略を推進します。

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。