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ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点 キックオフシンポジウムに登壇

社会実装に向けたルール作りや産官学の共創を提唱

国立大学法人東北大学(以下「東北大学」)がリーダーを務め、当社を含む27企業・団体が参加する産官学プロジェクト「ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点(以下「NP拠点事業」)」のキックオフシンポジウムが6月12日に行われ、当社 ESG経営グループ サステナビリティ・イニシアティブチーム長の長澤香がパネルディスカッションに登壇しました。

NP拠点事業は、生物多様性の毀損(きそん)を抑止し、豊かな自然環境との共生を目指すプロジェクトです。国立研究開発法人科学技術振興(JST)の「共創の場支援プログラム(COI-NEXT)」(注)において「本格型」に採択され、今年4月からプロジェクトが開始されています。

パネルディスカッションには、当社の長澤香のほか、拠点長である東北大学大学院生命科学研究科統合生態研究室 /東北大学高等研究機構 変動海洋エコシステム高等研究所 生態複合研究ユニット近藤倫生教授らが登壇しました。ネイチャーポジティブの重要性や社会実装に向けた課題、拠点プロジェクトが果たす役割などについて議論が行われ、当社は社会実装に向けた国際的なルールや認証スキームの重要性や、産官学の共創による事例や枠組みづくりを進める意義について発言しました。

登壇者右:長澤香サステナビリティ・イニシアティブチーム長



当社は「海への恩返し」の考えのもと、海洋環境保全を当社が取り組むべき重点テーマの一つと位置付けています。2022年6月に東北大学が代表機関を務める環境DNAの大規模観測プロジェクト「ANEMONE(アネモネ)」のコンソーシアムに参加し、海水サンプルの採集・提供を通して、誰でも無料でアクセスできる専用データベース「ANEMONE DB」の拡充に参画しています。


(注)共創の場支援プログラム(COI-NEXT)
大学等が中心となって未来のあるべき社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともに、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指す産学連携のプログラム。



シンポジウムURL

今回の当社取り組みが特に貢献するSDGsの目標

以上

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