脱炭素の燃料輸送を通じ、持続可能な社会の実現に貢献
当社グループ会社のNYK Bulkship (Asia) Pte. Ltd. (エヌワイケイ・バルクシップ・アジア、以下「NBAsia」)は、フィンランドに本拠地を置くエネルギー企業Neste Oyj(以下「ネステ社」)が精製する再生航空燃料(SAF)を5月25日にシンガポールでMR型プロダクトタンカーに船積みしました。NBAsiaにとって初のSAF輸送案件であり、このSAFは北米のロサンゼルス及びサンフランシスコ港で荷揚げされた後、同都市の各空港に納入される予定です。
SAFは廃食油等の再生可能な原料から製造される航空機用ジェット燃料で、原油由来の既存のジェット燃料と比べて温室効果ガス(GHG)を最大80%削減する効果がある環境に優しい燃料といわれています。ネステ社は2023年6月にシンガポールで新たなSAF製造工場の稼働を開始し、同社のSAFは米国・ドイツ・シンガポール・日本などの主要空港で利用されています。
NBAsiaは、ネステ社の建機やトラック、自動車向けに精製された軽油代替燃料リニューアブル・ディーゼルの輸送を15航海行い、同社のリニューアブル燃料の輸送を支えてきました。今後もリニューアブル・ディーゼルやSAFなど脱炭素に向けた次世代燃料の輸送を通して、持続可能な社会の実現に貢献します。
会社概要
NYK Bulkship (Asia)Pte.Ltd.
本社: シンガポール
Managing Director: 大隈正紀
Neste Oyj
本社: フィンランド
President & CEO: Heikki Malinen
webサイト: https://www.neste.com/about-neste
以上
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