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日本郵船グループの北洋海運が洋上風力発電向け作業員輸送船(CTV)のISO認証を取得

北洋海運株式会社
日本郵船株式会社

CTVの更なる安全運航に向けて日本郵船が協力

日本郵船グループの北洋海運株式会社(以下「北洋海運」)は12月21日、洋上風力発電向け作業員輸送船(以下「CTV」)(注1)の安全管理システム(Safety Management System、以下「SMS」)について、日本海事協会(ClassNK)から国際規格のISO9001:2015(品質マネジメントシステムのISO規格、注2)とISO45001:2018(労働安全衛生マネジメントシステムのISO規格、注3)の認証を取得しました。
また、東京都千代田区で登録証書授与式が12月26日に執り行われ、北洋海運からは代表取締役社長の中野克也が、日本郵船からは常務執行役員の樋口久也と執行役員の横山勉が出席しました。

同認証は、北海道石狩湾でCTV「RERA AS」(レラア)を運航管理している北洋海運の経験と、今年8月にCTVの安全推進活動についてISO9001:2015の認証を取得した日本郵船の知見を併せることで取得することができました。曳船業を中心に国内で事業活動を行っている北洋海運が国際規格に対応したSMSを用いてCTVを運航管理することで、さらに高いレベルでの安全運航が可能となります。

代表者コメント

北洋海運株式会社 代表取締役社長 中野 克也
関係各位のご協力を得て、当社のCTV船舶管理事業を対象とするISO9001及び45001の認証を得ることができました。当社はきわめて重要な社会課題である脱炭素化に向けた洋上風力発電事業に日本郵船グループの一員として参画できることを誇りに思います。これからも発電設備の維持・管理を担う作業員の皆様を安全かつ効率的に風力発電設備へ移送することで、発電プロジェクトの安定稼働に貢献してまいります。

日本郵船株式会社 常務執行役員 樋口 久也
当社の協力によって本認証を取得することができたことを光栄に思います。当社グループは安全運航や社員の安全など、あらゆる「安全」をESG経営の一丁目一番地として重視しており、この認証はその取り組みの証となります。今後もより一層の船舶の品質向上と、さらに高いレベルでの乗組員の労働安全衛生の確保に取り組んでまいります。

本プレスリリースに関するお問い合わせ先

<日本郵船株式会社>
広報グループ報道チーム
E-mail:nykjp.ml.media@nykgroup.com

<北洋海運株式会社>
CTV事業部
E-mail:soumu@hokuyo-kaiun.com

各社概要

<日本郵船株式会社>
本社: 東京都千代田区
代表者:代表取締役社長 曽我 貴也
ウェブサイト:https://www.nyk.com/

<北洋海運株式会社>
本社: 北海道苫小牧市
代表者:代表取締役社長 中野 克也
ウェブサイト: https://www.hokuyo-kaiun.co.jp/

(注1) 洋上風力発電設備向け作業員輸送船 (Crew Transfer Vessel、CTV)
洋上風力発電設備の建設や、発電開始以後のメンテナンス用に作業員を輸送するための船。高速航行時に安定性が高く、洋上施設への乗降を安全に行える機器を搭載している。

(注2) ISO9001:2015
国際標準化機構(International Organization for Standardization)が発行した、品質マネジメントシステムの国際規格のこと。品質マネジメントシステムは、品質目標を達成するためのプロセスを確立する組織の一連のシステムを指す

(注3) ISO45001:2018
国際標準化機構(International Organization for Standardization)が発行した、労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格のこと。労働安全衛生マネジメントシステムは、企業や組織が労働災害の防止、労働者の健康増進、および快適な職場環境の形成などをもって職場の安全衛生の水準を向上することを目的とする一連のシステムを指す。

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以上

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