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2023年日本郵船グループ重大ニュース

ESGを中核に据えた成長戦略を推進

当社は、2023年 3月に新たな中期経営計画(以下「本中計」) “Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing - ”を策定し、2030年に向けた新たなビジョン「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します」の実現を目的とした行動計画として位置付けました。

4月に就任した曽我貴也社長の下、本中計の初年度として経営戦略の4つの基本方針「ESGを本中計の中核に据えること」「成長分野での事業拡大に向けた積極的な投資戦略」「2050年ネット・ゼロ達成に向けた脱炭素の取り組みを計画的に加速」「人的資本のさらなる充実とコーポレート基盤の強化」の実行に取り組みました。

具体的には、LNG燃料船のさらなる導入推進、洋上風力発電の作業員輸送船の竣工、アンモニアサプライチェーンの確立に向けた施策、液化CO2輸送技術の進展など、海運業界の先頭に立ち、脱炭素化をリードする取り組みを展開しています。
さらに11月には「NYKグループESGストーリー2023」を発表し、新たなGHG削減目標を掲げました。

デジタライゼーションの取り組みについては、本中計の実現のための戦略として策定した「ABCDE-X」(注)の実践が評価され「DXグランプリ2023」にも選ばれました。また、自律運航船や避航操船の技術開発といったR&D(研究開発)領域での協業や曳船の勤怠管理・手当計算のシステム化などで社外のパートナー企業ともデジタライゼーションを進めています。

2024年も日本郵船グループ一体となって本中計を着実に実行し、持続的な企業価値向上に向けて邁進します。

今年発表した当社グループの重大ニュースを紹介します。

中期経営計画策定と新社長就任

ESG経営

当社グループのマテリアリティを軸にした成長戦略と非財務目標設定

安全

重大事故・事件の防止

オペレーションリスクへの対応

環境

アンモニア燃料

LNG燃料

液化CO2・潮流発電など

持続可能なサプライチェーン

人材

BVTLを支える仲間との共創

地域社会との共生

デジタライゼーションの取り組み




(注)
本中計は下図のように中核事業と新規事業を両輪とする基軸戦略(AX、BX)と、基軸戦略を支える機能戦略(CX 、DX、EX)の2つで構成している。基軸戦略(両利きの経営:AX、事業変革:BX)を実現、発展させるため、人材・組織・グループ経営変革(CX)、デジタルトランスフォーメーション(DX)、エネルギートランスフォーメーション(EX)の3つの戦略を掲げる。

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。