「Marunouchi Climate Tech Growth Fund」を通じスタートアップに成長投資
当社は、脱炭素に資するクライメートテック(Climate Tech、以下「気候テック」)関連事業を主たる対象として成長投資を行う「Marunouchi Climate Tech Growth Fund」(以下「本ファンド」)への出資契約を締結しました。
本ファンドは三菱商事株式会社(以下「三菱商事」)、株式会社三菱UFJ銀行(以下「MUBK」)、およびPavilion Private Equity Co., Ltd.(以下「PPE」)が組成したもので、丸の内イノベーションパートナーズ株式会社(以下「MIP」)を通じて、気候テック関連スタートアップ企業への成長投資を行います。
当社は、当社グループの外航海運事業における温室効果ガス(以下「GHG」)排出量削減の長期目標を「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」とし、3月10日に発表した中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing -
”で、GHG排出削減に向けた積極的な先行投資を掲げています。
当社は本ファンドへの出資を通じ、画期的なアイディアや技術を持つスタートアップ企業との共創を図り、当社事業の脱炭素化と社会に新たな価値をもたらす新規事業の創出を目指します。
MIPの概要
商号 | 丸の内イノベーションパートナーズ株式会社 |
代表者 | 代表取締役CEO 三好一郎 |
運営ファンド | Marunouchi Climate Tech Growth Fund L.P. |
資本金 | 1億5千万円 |
株主構成 | 三菱商事株式会社 90.1% Pavilion Private Equity Co., Ltd. 5.0% 株式会社三菱UFJ銀行 4.9% |
主な事業内容 | 投資事業組合の管理・運用業務 |
本ファンドの概要
名称 | Marunouchi Climate Tech Growth Fund L.P. |
設立時期 | 2023年4月 |
出資約束金総額※ | 設立当初400百万米ドル、目標額800~1,000百万米ドル |
ジェネラル・パートナー (GP) | 丸の内イノベーションパートナーズ株式会社 |
本ファンドのスキーム図
日本郵船株式会社は、グリーンビジネスを通じた、低・脱炭素に向けた新しい価値創造の取り組みを対象としたESGブランド「NYK GREEN EARTH」を展開しており、今回の取り組みもその一環です。
日本郵船グループは、中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing -
”を2023年3月10日に発表しました。“Bringing value to life.”を企業理念とし、2030年に向けた新たなビジョン「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します」を掲げ、ESGを中核とした成長戦略を推進します。
今回の取り組みが特に貢献するSDGsの目標
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。