佐久島の環境保全を支援し、地域活性化に貢献
当社は、愛知県の佐久島における環境保全を目的として、西尾市役所へ300万円の寄付をすることを決定し、2月2日に贈呈式が行われました。
知多半島と渥美半島に囲まれた三河湾に浮かぶ離島「佐久島」は、近年アートの島として注目を浴びていますが、人口減少・高齢化が進んでおり、住民だけでは島の自然や景観を保つのが困難となっています。
当社は、多くの船舶が入出港する三河湾地域の環境保全を支援するため、西尾市役所へ300万円を寄付しました。主に、藻場(もば、注1)育成に関する調査・再生活動、アマモの苗の育成等などに充てられます。
さらに、例年実施されているアマモの苗付けのボランティアに今年から当社グループ社員が参加することも決定いたしました。
2月2日に西尾市役所で開催された贈呈式には、西尾市長の中村健氏をはじめ、当社名古屋支店および当社グループ会社の旭運輸株式会社関係者が出席しました。
中村市長からはこのたびの支援に対し、「寄附だけでなくボランティアにもご協力いただけて大変ありがたい。藻場再生活動はSDGs、カーボンニュートラルに資する事業であり、企業と協力して推進することは意義がある。当活動の深化に有効に活用させていただく」と述べられました。
左から)
当社名古屋支店長 笹田 祐典
西尾市長 中村 健氏
当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー
」2021年2月3日に発表し、さまざまな社会課題の解決に取り組んでいます。2022年3月24日には、2021年度のESG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループESGストーリー 2022
」を発表しました。
今回の寄付とボランティア活動の実施も、当社の事業活動と関わりが深い伊勢湾地域への恩返しと考えています。当社グループは今後も社会とともにより良い地球社会の実現に貢献するというグループの企業理念に基づき、社会課題の解決に積極的に取り組み「海、地球、そして人々への恩返し」を実現してまいります。
(注1)
様々な海藻が茂る場所のこと。水質の浄化や、卵・成育の場などの役割を果たす重要な生息環境である。「海のゆりかご」とも言われる。
以上
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