• プレスリリース

ドライバルク安全実務者会議を開催

国内外の船主・管理会社38社が参加

当社は、自社が運航するドライバルク船隊の安全運航の実現を目的とし、重点安全活動の共有やトラブル対策に主眼を置いたドライバルク安全実務者会議を9月15日、16日に開催しました。

本会議は、船主・船舶管理会社の実務者を招き、当社のドライバルク重点安全活動方針に関する意見交換や事故事例などを話し合う会議で、2010年から開催しています。今年は初めての試みとして、愛媛県今治にて対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、国内外船主・船舶管理会社38社が参加しました。

会議初日は、船舶査定・格付け会社であるRightShip社チーフ・コマーシャル・オフィサーのガープリート・シン氏を招き、操船事故、スクラバー関連、RightShip社への要望などを議論するグループディスカッションを行いました。

二日目は、当社の事故撲滅に向けた安全対策と過去の事例紹介のほか、当社が出資し、船員向け金融プラットフォーム「MarCoPay」を運営するマルコペイ社のCEO 藤岡敏晃氏によるプレゼンテーションも実施しました。また、寄港国の検査官が外国船舶に直接立ち入って検査を行うポート・ステート・コントロール(Port State Control)において2年間指摘がなく、且つ事故トラブルによる遅延も起こしていない17隻を「NYK Dry Bulk Award 2022」として表彰いたしました。


当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。2022年3月24日には、2021年度のESG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループESGストーリー 2022」(※※)を発表しました。当社グループにとって安全運航はESG経営の1丁目1番地であり、今後も最優先事項として取り組んでまいります。

※当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。
※※「NYKグループESGストーリー」で掲げたESGの経営戦略への統合に向けた具体的な取り組みと、今年度の施策を紹介した資料。

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。