• プレスリリース

東京コンテナ・ターミナルで最新型トランスファークレーン4基の稼働を開始

カーボンニュートラルポートへの取組を加速

日本郵船株式会社
株式会社ユニエツクスNCT

日本郵船株式会社(以下「日本郵船」)と株式会社ユニエツクスNCT(以下「ユニエツクスNCT」)は、日本郵船が借受けし、ユニエツクスNCTが運営する日本郵船東京コンテナ・ターミナルにおいて、株式会社三井E&Sマシナリー社が開発した、将来的にディーゼルエンジンから水素燃料電池への換装が可能な最新型のトランスファークレーン(注1)4基の稼働を開始しました。今回の取組は、国土交通省が取組を進めているカーボンニュートラルポート構想(注2)にも合致し、国内港湾における脱炭素化を促進するものとなります。

< 最新型トランスファークレーンの概要 >
高さ:25.0メートル
幅:25.82メートル
定格荷重:40.6トン

日本郵船とユニエツクスNCTは、日本郵船東京コンテナ・ターミナルにおいてすべての荷役機器をゼロエミッション化し、2040年までにカーボンニュートラルを達成する目標を2021年7月に設定しております。今回の最新型トランスファークレーンの稼働開始はその一環となるものです。

日本郵船グループは、今後も環境に優しいターミナル運営に取り組み、カーボンニュートラル目標の達成を目指してまいります。

(注1)三井E&Sマシナリー社が開発した新型トランスファークレーンは、ディーゼルエンジンの小型化により、二酸化炭素やディーゼル排気有害物質の排出を低減。水素供給インフラが整った段階で、ディーゼルエンジンを水素燃料電池電源装置へ換装することにより、ゼロエミッションを達成することが可能な仕様となっている。詳細は三井E&Sマシナリー社プレスリリース参照。

(注2)カーボンニュートラルポート構想とは、国土交通省が進める脱炭素化に配慮した港湾機能の高度化等を通じて、港湾の温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする取組。

日本郵船東京コンテナ・ターミナル概要

日本郵船東京コンテナ・ターミナル(大井ふ頭6/7号バース)
所在地:東京都品川区八潮2-5-2
ターミナル総面積: 275,000m2

各社概要

【日本郵船株式会社】
本社:東京都千代田区丸の内二丁目3番2号
設立年:1885年9月
代表者:代表取締役社長 長澤仁志
HP:http://www.nyk.com

【株式会社ユニエツクスNCT】
本社:東京都中央区新川1-28-24(東京ダイヤビルディング)
設立年:1920年7月
代表者:代表取締役社長執行役員 小原祥司
HP:https://www.uni-xnct.com

以上

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