船員についての教育コンテンツを制作・公開
当社は、株式会社朝日新聞社(以下、朝日新聞社)によるキャリア支援教育プロジェクト「おしごとはくぶつかん」に協賛し、同プロジェクトの基幹教材である「おしごと年鑑2022」及びWebメディア向けに外航船で勤務する航海士と機関士のキャリアについての教育コンテンツを作成しました。おしごと年鑑は朝日新聞社を通じて全国の小中学校に寄贈しています。また、『おしごと年鑑』の内容は、Web版「おしごとはくぶつかん」でも公開しています。
2020年度からの学習指導要領に「キャリア教育」の文言が明記され、キャリア教育の重要性が高まっている中、学校の先生方からは「適した教材がない」「教師以外の職業に就いたことがないので、それ以外の仕事がわからない」など、の声が上がっています。同プロジェクトは、そのような先生方の声に応えるために生まれた、朝日新聞社によるキャリア教育支援プロジェクトであり、当社は同プロジェクトへの協賛及び、同プロジェクト向けに海運・船員に関するキャリア教育コンテンツの提供を2018年から続けています。
近年、世界の外航海運業界で船員需要が高まっている中、日本の若年層の間では船員という職業があまり認知されていないのが実情です。そこで、当社では将来なりたい職業の一つに、船員の名前が挙げられるよう“郵船みらいプロジェクト”(注1)という当社の活動を通じて、船を身近に感じてもらうために、現役船員による出前授業や職業体験イベントへの出展などの機会を提供しています。
当社は今後も“郵船みらいプロジェクト”を通じて、次世代を担う子どもたちに海運業界や船舶の魅力を伝え、親しみを持ってもらえるよう活動を続けます。
当社グループは、ESGの経営戦略への統合を更に加速させることを掲げた、「NYKグループ ESGストーリー」(※)を2021年2月3日に発表し、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を進めています。2022年3月24日には、2021年度のESG経営の具体的な取り組みと施策、超長期視点での持続可能な成長戦略を紹介する「NYKグループESGストーリー 2022」(※※)を発表しました。今後もESG経営を力強く推し進めるべく、「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。
※NYKグループESGストーリー
当社グループにおいて、ESGを経営戦略に統合するための考え方と具体的な取り組みを明示する指針。
※※NYKグループESGストーリー2022
「NYKグループESGストーリー」で掲げたESGの経営戦略への統合に向けた具体的な取り組みと、2021年度の施策を紹介した資料。
詳細は以下リンクよりご覧いただけます。
https://www.nyk.com/esg/esg-story/
(注1)郵船みらいプロジェクト
「みらい」を担っていく世代に海運業と社会が密接につながっていることを伝え、子どもたちだけでなくステークホルダー、一般の方々を含めた皆さんに、外航海運やそれに携わる船員の仕事について理解していただき、「海運」のファンを増やしていく活動。2014年に開始し、これまでに船員による出前授業、職業体験イベントへの出展、ターミナル見学、船の一般公開などを行っている。
取り組みの詳細は以下のリンクをご参照ください。
関連プレスリリース
以上
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