• お知らせ

安全意識の醸成・向上を目指して

フリート安全推進会議開催

当社は6月30日、国内外の船主、船舶管理会社とフリート安全推進会議をオンライン環境で開催し、各社が実施する安全活動の共有を行い、安全意識の醸成・向上を図りました。

フリート安全推進会議は、当社が実施する安全キャンペーン「Remember Naka-no-Se」の一環として、1997年7月に発生したダイヤモンドグレース号による東京湾内での油流出事故を教訓に、船主及び管理会社を始めとするパートナー企業と、安全運航の重要性を再確認する目的で毎年開催しています。

本会議は、同日中に日本語、及び英語に分けられ2部構成で実施され、国内外の延べ82社260名以上がオンラインにて参加しました。

今回の会議では、「人が安全をつくり、安全が人を守り育てる」(注1)という当社グループの安全運航達成の考え方を船主及び管理会社を始めとするパートナー企業と共有し、事故防止対策の重要性を双方で再確認するとともに、対策の徹底がひいては船員の安全や環境保護にも繋がるという安全意識の醸成・向上を図りました。

また、この他にも新型コロナウイルス感染予防対策、船員交代問題、ワクチン予防接種最新情報、海洋環境保護委員会(MEPC)第76回セッションの審議状況、ESGの取り組みを基盤としたNAV9000(注2)による品質保証活動と多岐にわたるテーマについても関係者間で情報共有、議論をしました。

当社グループは、「NYKグループ ESGストーリー」に基づき、事業を通じてSDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献や社会課題の解決を図り、新たな価値を創造する取り組みを進めています。今回のフリート安全推進会議等の、パートナー企業と安全意識を共有し、継続的な安全運航を目指す活動もその一環となります。ESG経営を力強く推し進めるべく「Sustainable Solution Provider」として新たな価値創造を推進してまいります。

 
(注1)
2021年2月3日に発表された「NYKグループ ESGストーリー」の中で掲げたメッセージ。
詳細は以下プレスリリースよりご覧いただけます。

当社グループの安全運航達成の考え方
出典:NYKグループ ESGストーリー

(注2)NAV9000
1998年に策定した当社独自の安全運航を実現するための品質保証活動。本船・管理会社のアセスメントを基に、船主・管理会社との対話を通じ、安全文化の醸成を高めるためパートナーと共に事故を防ぐ方法について考え、安全品質の向上を目指します。
安全運航への取り組みは以下のURLからご覧いただけます。

当社グループの品質保証に関する取り組み(内部監査制度:NAV9000)
出展:NYKグループESGストーリー

<関連リリース>

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。