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本邦初のLNG燃料自動車専用船 SAKURA LEADERが竣工

~2050年のCO2排出量削減目標へ大きな一歩~

10月28日、当社が株式会社新来島どっくに発注していた、LNG(液化天然ガス)を主燃料とする自動車専用船SAKURA LEADER(以下「本船」)が、株式会社新来島豊橋造船(愛知県豊橋市)で竣工し、同日、当社へ引き渡されました。
2050年までに輸送単位当たりのCO2排出量を半減させる、当社の環境経営目標の達成に向けた大きな一歩となりました。

本船は国内造船所で建造される初の大型LNG燃料船で、LNG燃料化と船型改良により、従来の重油焚き機関と比べ、輸送単位あたりのCO2排出量を約40%改善し、硫黄酸化物(SOx)の排出量は約99%、窒素酸化物(NOx)は約86%の削減を見込む、次世代環境対応船です。
この後、トヨタ自動車向けをはじめとする完成車輸送に従事し、完成車のクリーンな輸送に貢献していきます。

なお、本船は環境省および国土交通省の「代替燃料活用による船舶からのCO2排出削減対策モデル事業」として採択され支援を受けています。

当社は、LNG燃料を将来的なゼロエミッション船を実現するまでのブリッジソリューションの一つと位置付け、今後約10年間は新造自動車専用船をすべてLNG燃料船とし、2030年代半ば頃からは水素やアンモニアなど、より環境負荷の低い舶用燃料を用いたゼロエミッション船への切り替えを目指します。

当社グループは中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”においてESGを経営戦略に取り込み、事業活動を通じ社会の持続的な発展に貢献するとともに、企業価値を向上していくことを目指しています。自動車船隊における次世代環境対応船へのリプレースの推進もその取り組みの一つです。

SAKURA LEADER

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※当社グループは事業活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を推進しており、船舶燃料の低炭素化もその取り組みの一環です。

以上

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