~国内初、当社運営の完成車ターミナル~
当社は、自社として国内初となる完成車ターミナル「横浜港大黒C-3ターミナル」の運営を開始し、8月4日に当社運航の自動車専用船「SHOHJIN」が初めて入港しました。
同ターミナルは、日本有数の完成車取り扱い台数を誇る横浜港で、当社が横浜川崎国際港湾株式会社(YKIP)から借り受けて運営する完成車ターミナルです。完成車や建設機械等の輸出・輸入における荷役作業や蔵置、およびトランシップ(注)など多様なニーズに対応することが可能で、当社運航船以外の利用も受け入れ、サービスの拡充を図ります。また同ターミナルは、敷地内に荷役作業員のための休憩所の設置や、夜間作業の為の港湾用LED照明を導入するなど、作業員にとって働きやすく、環境にやさしいターミナルを目指します。
当社グループは、新中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”で策定した事業戦略に基づき、自動車物流事業の強化により運賃安定型事業のひとつである自動車物流事業の成長を促進するとともに、お客様・そこで働く方々・地域社会等の多様なステークホルダーの皆様に価値を提供できるよう、ESGやサステナビリティを考慮したターミナル運営を展開していきます。
(注) トランシップ
ある本船で港に運ばれてきた車両を、別の本船に積み替えること。
<ターミナル概要>
- 名称
- 横浜港大黒C-3ターミナル
- 所在地
- 神奈川県横浜市鶴見区大黒ふ頭21番
- 事業内容
- 完成車ターミナル事業
- 岸壁全長
- 350m(1バース)
- 水深
- 15m
- 敷地面積
- 約140,000 m2(バース部分含む)
- 蔵置可能台数
- 約7,000 台
横浜港大黒C-3ターミナルに着岸した本船「SHOHJIN」
横浜大黒C-3ターミナル
以上
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