• プレスリリース

ペトロチャイナ社とシャトルタンカー1隻の長期定期傭船契約を締結

~ブラジル沖油田向け、最長10年間~

当社が50%出資するKnutsen NYK Offshore Tankers AS(以下KNOT社、注1)は、中国石油天然気(以下ペトロチャイナ社、注2)子会社のPetro China International (America), Inc.社とシャトルタンカー(注3)1隻の長期定期傭船契約を締結しました。KNOT社にとってペトロチャイナ社向けのシャトルタンカー長期定期傭船契約締結は初めてとなります。

本契約はブラジル海域で産出される原油のシャトル輸送を目的としたもので、2022年に、中国のCOSCO 舟山(Zhoushan)造船所で建造される高性能のダイナミック・ポジショニング・システム(動的定点保持システム)を搭載した15万4千重量トン型スエズマックス型シャトルタンカーが投入される予定です。

当社グループは、中期経営計画〝Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green” で掲げた事業戦略に基づき、シャトルタンカー事業をはじめ、今後も引き続き世界各地で海洋事業を展開し、安定的かつ経済的なエネルギー輸送に貢献します。

(注1)Knutsen NYK Offshore Tankers AS(クヌッツェンNYKオフショア・タンカーズ社)
当社がKnutsenグループの親会社TSSI(TS Shipping Invest AS)と共同出資しているシャトルタンカー船社で、世界シェアの約4割を占めている。本契約締結によりグループ傘下のシャトルタンカーは発注残を含め合計で34隻となる。

本社:ノルウェー・ハウゲスン
>ウェブサイト (英語)

(注2) 中国石油天然気(ペトロチャイナ社)
中国・北京市に本社を置く、中国石油天然気集団(CNPC)子会社の石油・天然ガス会社。グループ全体で石油精製、流通、石油化学製品の製造販売を手掛ける。

(注3)シャトルタンカー
別名フローティング・パイプライン(Floating Pipeline)とも呼ばれる。海底油田上にあるFPSO(Floating Production, Storage and Offloading System、浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)などから洋上で定点保持したまま原油を積み込み、陸上にある石油精製・貯蔵基地までピストン輸送するためのタンカー。


シャトルタンカーのイメージ

Hilda Knutsen

以上

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