• プレスリリース

エジプト初の完成車専用ターミナルを建設

~世界各地で培ったノウハウを活用~

当社はBolloré Africa Logistics(以下ボロレ社)、豊田通商株式会社(以下豊田通商)と共に、エジプトの東ポートサイード港で完成車専用ターミナルの運営を行う委託契約をスエズ運河経済特区庁と締結しました。

エジプトでは人口増加と経済発展に伴い自動車市場の拡大が見込まれています。現在同国の完成車輸入の主要港であるアレクサンドリア港はその他の貨物も扱う多目的港のためスペース不足などの課題を抱えており、新たな受け入れ港の開発が望まれています。

3社は同国初となる完成車の専用ターミナルを建設し、大型自動車専用船2隻が同時に着岸可能な岸壁と十分な車両収容スペースを確保することで、今後の需要増大に対応します。

ボロレ社がアフリカで港湾運営事業を通じて蓄えた知見に加え、豊田通商が幅広い事業をエジプトで展開してきた実績と当社が世界各地で培ってきた完成車輸送およびターミナル運営の経験と技術を合わせ、高品質なサービスを提供します。

当社は中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”で策定した事業戦略に基づき、サプライチェーンの最適化やデジタルと環境分野における新たな価値創造に挑戦しています。今後も豊富な経験とグローバルネットワークを活かし、高度な完成車物流の実現を目指します。

■ ターミナル概要

所在地 エジプト・アラブ共和国 東ポートサイード地区
岸壁 約600メートル
敷地面積 約21.2ヘクタール(蔵置可能台数:約1万台)
商業運転開始 2021年末(予定)

■東ポートサイードのロケーション

■2019年12月19日にエジプトのカイロで行われた調印式

以上

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