• お知らせ

常磐共同火力向け石炭専用船「SUNSHINE PRIDE」が竣工

~長期輸送で電力の安定供給に貢献~

本日、当社が常磐共同火力株式会社(以下常磐共同火力)の石炭輸送用に運航する「SUNSHINE PRIDE」の竣工式が常石造船株式会社にて行われ、常磐共同火力の小泉俊彰取締役社長ご夫妻、当社代表取締役社長の長澤仁志をはじめとする関係者が列席しました。

本船は福島県いわき市にある勿来(なこそ)発電所向けをはじめ、同地における発電効率に優れたクリーンコールテクノロジーを活用した福島復興電源プロジェクト向けの海外炭輸送に従事します。

また、SOxスクラバー(注1)を搭載することで2020年1月より強化された国際海事機関(IMO)Global Cap規制(注2)に対応し、環境負荷の低い資源輸送を実現します。

当社グループは中期経営計画〝Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green″で掲げた事業戦略に基づき、環境に配慮した船舶の運航を通じ地域社会のエネルギーの安定供給に貢献し、企業・社会の持続的な価値創造を目指します。


(注1)SOxスクラバー
船舶の燃料中の硫黄分濃度に関する規制強化への対応手段の一つとされている装置。船舶のエンジンから排出されるSOx(硫黄酸化物)を含む排気ガスに海水を噴霧して硫黄分を除去することにより、SOx排出量を97%削減することが可能。

(注2)SOx Global CAP規制
船舶汚染防止国際条約1997年議定書(MARPOL条約附属書VI)の2008年改正に基づくSOxの排出規制。2020年1月1日以降、船舶の許容限度が、3.5%から0.5%に強化された。

式典の様子(当社社長 長澤仁志)

<本船概要>
(1)全長 :229.00メートル
(2)全幅 :32.26メートル
(3)夏期満載喫水 :14.40メートル
(4)総トン数 :約43,400トン
(5)載貨重量トン数 :約81,378トン
(6)造船所 :常石造船所



※当社グループは事業活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献する活動を推進しており、環境負荷低減と安全運航に向けた取り組みもその一環です。

以上

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。