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本邦初、サステナビリティ・リンク・ローンを組成

~気候変動対応をファイナンス面から力強く推進~

当社は本日、株式会社三菱UFJ銀行をアレンジャーとした「サステナビリティ・リンク・ローンによるシンジケート方式コミットメントライン」契約を締結しました。本契約は、金利条件等の貸付条件と借り手のCSR戦略に対するパフォーマンス評価が連動した、持続可能な経済活動および成長を推進する本邦初の先進的なローンです。

本契約では、CDP(注)による当社の気候変動に係る開示度スコアにおいて、高ランクの維持を目標と設定し、毎年発表されるCDPスコアで高ランクが維持される限りにおいてはコミットメント期限までCDPランクに起因した金利上昇がない条件となっています。

当社は2018年に策定した中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”でESGの観点を経営戦略に織り込み、企業価値と社会価値の持続的な発展と成長を牽引する目標を掲げました。そして、「CDP2018気候変動」調査においては、全世界対象社約7,000社中、最高評価であるAランクの評価を受けた139社(うち日本企業20社)に選ばれました。

今回のローン組成は、こうしたESG経営をファイナンス面からも力強く推し進めることを目的としており、今後も気候変動に対応した事業戦略を通じCDPの高評価維持を目指します。

<本ローンの概要>

契約締結日 2019年11月29日
期間 5年間(2019年11月29日~2024年11月29日)
形式 リボルビング・クレジット・ファシリティ契約(コミットメントライン)
アレンジャー/エージェント 株式会社 三菱UFJ銀行
組成金額  500億円
資金使途 事業資金
貸出人(五十音順) 農林中央金庫、みずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行

※本ローンは株式会社日本格付研究所(JCR)から、ローンマーケットアソシエーション(LMA)が定めたサステナビリティ・リンク・ローン原則への準拠性および設定した目標の合理性について第三者意見を取得しています。詳細は以下のJCRによる評価レポートをご参照ください。


本レポートにおいては、以下のSDGsの目標およびターゲットへの貢献についても評価されています。

(注)CDP(旧Carbon Disclosure Project)
気候変動など環境分野に取り組む国際的な非営利団体。気候変動が企業に与える経営リスクの観点から、世界の主要企業の二酸化炭素排出量や気候変動への取り組みに関する情報を、質問書を用いて収集し、集まった回答を分析・評価することで、企業の取組情報を共通の尺度で公開している。


株式会社三菱UFJ銀行のリリースは以下のURLをご覧ください。

以上

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