~記念式典に関係者1000人が出席~
当社のグループ会社であるNYK-FIL SHIP MANAGEMENT, INC.(NYK-FIL)は7月24日、マニラ近郊で創立30周年記念式典を開催しました。
式典には当社特別顧問の工藤泰三、フィリピンにおけるビジネスパートナーのトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループ(以下TDG、注)会長のJ.ロベルトC.デルガド(J. Roberto C. Delgado)、NYK-FIL社長のジョセフィン J. フランシスコ(Josephine J. Francisco)をはじめとする関係者に加え、フィリピン各地から集まった船員とその家族ら約1000人が出席しました。
NYK-FIL社は当社グループ運航船に乗船するフィリピン人船員の研修・育成、配乗管理を行う会社として1989年にTDGとの合弁で設立されました。NYK-FILは現在では200隻以上の当社グループ運航船にフィリピン人船員を配乗しており、大型原油タンカー(VLCC)や液化天然ガス(LNG)船などハイリスク船における船長・機関長への登用も積極的に推進しています。
工藤はあいさつの中で「共に30年間という記念すべき節目を迎えることができてうれしい。NYK-FILがNYKの船隊に優秀な船員を提供するという使命を果たし、安全な貨物輸送を通じて世界中のお客さまの信頼を積み上げてきたことを非常に誇りに思う」と述べました。
これからもNYK-FIL社は優秀なフィリピン人船員を配乗することを通じ、NYKグループとして高品質で安全な海上輸送サービスの提供に貢献していきます。
(注)Transnational Diversified Group(TDG)
主に物流事業、船舶の代理店業と船員供給事業、旅行業、情報通信技術などを手がける40以上の事業会社で構成されるフィリピンの複合企業グループで、再生可能エネルギーや農業、不動産などへの投資も行っています。当社とは設立時の1976年から協力関係にあり、現在はフィリピンにおける戦略的パートナーとして連携を強化しています。
当社特別顧問の工藤泰三によるあいさつ
お互いの社旗を掲げるTDGデルガド会長(左)と当社特別顧問の工藤(右)
当社からLNG船のモデルシップを贈呈
あいさつをするNYK-FILジョセフィン社長
NYK-FIL集合写真
以上
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