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東北電力向け石炭専用船が竣工
―3代目「能代丸」がデビュー―

2016年10月4日

当社が運航する石炭専用船「能代丸」が9月30日、株式会社大島造船所(長崎県西海市大島町)で竣工しました。同日、命名引渡式が行われ、東北電力株式会社(以下、東北電力)の海輪誠取締役会長夫妻、ならびに当社代表取締役会長の工藤泰三をはじめとする関係者が列席しました。

本船は1993年に東北電力で初めての石炭専用船として竣工して以来23年間、2世代にわたり同社の石炭輸送の中核を担ってきた「能代丸」から船名を受け継いだ3代目となります。本船は船籍をその名の通り秋田県能代港に置き、今後も引続き同社火力発電所向け専用船として、主に豪州、インドネシアから東北地方への石炭輸送に従事する予定です。

なお、本船には「幅広・浅喫水船」(注)を採用し、一般的なパナマックス船型と比べて輸送量を増加させ、輸送効率を向上させています。

当社グループは、中期経営計画“More Than Shipping 2018~Stage2 きらり技術力~”で策定した事業戦略に基づき、今後も技術力を活かし安定的かつ経済的な資源輸送に努めていきます。

<本船概要>
(1)全長   :235メートル
(2)全幅   :43.00メートル
(3)夏期満載喫水   :13.00メートル
(4)総トン数     :51,100トン
(5)載貨重量トン数   :90,150トン
(6)造船所   :株式会社 大島造船所
(7)船籍    :日本

(注)「幅広・浅喫水船」
水深制限のある港への大量輸送を行なうため、一般的な7万トン積パナマックス型ばら積み船より幅を広げた喫水の浅い船型。


以上
 

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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