国連総会“Global Goals Week”で当社取組みが紹介
―「持続可能な開発目標」(SDGs)を推進 ―
2016年9月29日
9月13日にニューヨークの国連本部で開幕した「第71回 国連総会」におけるGlobal Goals Weekで、ノルウェー船級協会DNV GL グループ社長兼CEOレミ・エリクセン(Remi Eriksen)は「持続可能な開発目標」(以下SDGs、注1)の達成に向けた基調講演(注2)を行いました。
その講演のなかで、当社はさまざまな創意工夫を実践するなどイノベーションやビジネスモデルの変革を通じて社会課題の解決へ積極的に取り組み、SDGsを推進している企業として日本企業で唯一紹介されました。
講演で紹介された当社の取り組みは以下の通りです。
① フィリピンで商船大学の運営に早くから注力し、途上国の人々の能力向上に携わることで、人々の働きがいと経済成長(Decent work and economic growth)に寄与。
② 環境に配慮する数多くの技術を搭載したNYKスーパーエコシップ2030の構想や、運航ビッグデータ・IoTを用いて海陸が一体で取り組む省エネ運航を通じて、環境対応および安全運航に貢献。
③ 2020年までに農林水産物の輸出額を2012 年の倍に当たる1兆円規模にするという日本政府が掲げる目標に向けて、当社グループのCAコンテナによる青果物輸出への積極的な取り組みおよび、その技術力が途上国の農業振興にも資すること。
当社グループは、今後もステークホルダーの皆さまとの対話・協働のもと、「きらり技術力」による創意工夫を実践し、よき企業市民として社会課題の解決に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて行動していきます。
(注1)SDGs(Sustainable Development Goals)
2015年9月、国連サミットで2030年までの国際社会の目指すべき目標として「持続可能な開発のための 2030アジェンダ」(2030アジェンダ)が採択され、その中核に「持続可能な開発目標」(SDGs)が設定。日本国内でも、政府においては、内閣総理大臣を本部長、全閣僚を本部員とするSDGs推進本部が今年5月に立ち上がっている。
(注2)SDGs達成に向けた基調講演
DNV GLは、SDGsを達成するために企業として何ができるのかという問題意識を持つなか、SDGsで掲げる17項目の目標に対する2030年までの展望と、SDGsの実現に向けて、同社とつながりのある17の先進企業の取り組み事例を掲載した同社のレポート「Future of Spaceship Earth」を発行。
「Future of Spaceship Earth」
https://www.dnvgl.com/technology-innovation/spaceship-earth/index.html
(注3)当社グループの取り組み
NYKレポート2016別冊「NYK SPARK BOOK」に掲載https://www.nyk.com/esg/nyk/pdf/2016_sparkbook_all.pdf
以上
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。