日本郵船グループの船舶管理船3隻が水先人からみた優秀船舶
「ベストクオリティーシップ2015」を受賞

当社グループが船舶管理を行う自動車専用船「ANTARES LEADER｣（NYKシップマネジメント社 船舶管理）、大型ばら積み船「HISUI HORIZON」（八馬汽船株式会社 船舶管理）およびLNG（液化天然ガス）船「LNG DREAM」（NYK LNG Shipmanagement (UK) Ltd. 船舶管理）が、日本水先人会連合会（注1）が選定した「ベストクオリティーシップ2015」を受賞しました。

同賞は、船舶の安全航行のみならず港湾や海洋環境の保護に関する意識高揚に資するため、2003年度に創設されたものです。2015年度は全国の水先区で9～10月に水先人が乗船した船舶の中から特に優秀な船舶として計7隻の受賞が決定、うち当社グループ船舶管理船が3隻を占めました。表彰式は本日、都道府県会館（東京都千代田区）で行われました。
 
 選定に際しては、安全措置の確実な実施、船橋乗組員のBRM（注2）に関する十分な訓練、船内での指揮命令系統の完全な維持、安全運航への乗組員の高い意識、水先人への万全な協力体制などが総合的に評価され、今回の受賞につながりました。
 
 今回の受賞を励みに、当社グループはお客さまから選ばれ信頼されるパートナーであり続けるため、これからも最大のミッションである安全を確保するため、海陸が一体となった安全運航に努めていきます。
 

写真左から
NYK LNG シップマネージメント株式会社　代表取締役社長　米澤 寛
当社経営委員　浦上 宏一
当社自動車船輸送品質グループ　グループ長　樋口 久也

（注1）日本水先人会連合会
2007年4月1日に施行された新水先人法のもと、各区水先人会により全国組織として設立。

（注2）BRM
Bridge Resource Management
米国航空宇宙局（NASA）で開発されたCRM（コクピット・リソース・マネジメント）の概念を取り入れ、船を操船する船橋（ブリッジ）における人的リソースの活用、マン･マシンインターフェイスの改善を目的とする管理手法。

以上