広島県福山市沖の送水管破損で報告書を提出
－「当社運航船の錨が原因と判断」－

3月20日に起きました広島県福山市から同市走島への海底送水管破損で、当社事故調査委員会（委員長・内藤忠顕社長）の調査の結果、当社運航船「SHIN HEIRYU（新平隆）」の錨によって送水管を破損させたとの判断に至りました。これを受け調査報告書を福山市、福山海上保安署に提出しました。地域の皆さまおよび関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけいたしましたことを心より深くお詫び申し上げます。

「SHIN HEIRYU」はブラジルのPonta da Madeira(ポンタ・デ・マデイラ)港で鉄鉱石を積載し、積荷（173,970トン）を揚げるため福山港へ向かって航行、20日午後4時55分ごろ当該送水管の上方を通過し、投錨準備作業を行っていました。

福山海上保安署による捜査は継続中であり、当社は引き続き捜査に全面的に協力するとともに、具体的な再発防止策を新たに策定し、さらなる安全運航に努めていく所存です。

「SHIN HEIRYU」の概要は以下の通りです。

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