中部電力向け石炭専用船「天竜丸」が竣工
―業界初、電力会社と共同保有の石炭専用船―
2015年9月29日
「天竜丸」
当社グループであるシンガポールの現地法人NYK Bulkship (Asia) Pte. Ltd. (以下、NYK Bulkship (Asia))が建造発注した10万載貨重量トン型ばら積み船「天竜丸」が9月25日、株式会社大島造船所(長崎県西海市大島町)で竣工しました。同日、命名引渡式が行われ、中部電力株式会社(以下、中部電力)の関係者、当社取締役専務の左光真啓らが出席しました。
天竜丸は、NYK Bulkship (Asia)と中部電力の子会社が共同保有する業界初の石炭専用船であり、竣工後は中部電力が運転する火力発電所向けの専用船として、主に豪州やインドネシアなどからの石炭輸送に従事する予定です。
また、本船は「幅広・浅喫水」(注)を採用し、通常のパナマックス型船と比べて載貨重量トン数を増加させ、輸送効率を向上させています。
当社グループは、中期経営計画“More Than Shipping 2018~Stage2 きらり技術力~”で策定した事業戦略に基づき、今後も技術力を活かし安定的かつ経済的な資源輸送に努めていきます。
<本船概要>
(1)全長
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:249.98メートル
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(2)全幅
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:43.00メートル
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(3)夏期満載喫水
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:12.833メートル
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(4)総トン数
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:56,897トン
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(5)載貨重量トン数
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:100,172トン
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(6)造船所
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:株式会社 大島造船所
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(7)船籍
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:シンガポール
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(注)「幅広・浅喫水」
水深制限のある港への大量輸送を行なうため、通常の7万トン積パナマックス型ばら積み船より幅を広げた喫水の浅い船型。
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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