インド北西部で完成車物流ターミナルを共同運営
―拡大する完成車輸出対応型の高品質完成車物流サービスを提供―
2014年12月26日
当社のグループ会社であるNYK Auto Logistics (India) Pvt. Ltd (以下NALI社、注1)は、インド北西部に位置するグジャラート州ピパバブ港でGujarat Pipavav Port Ltd (以下APM Terminals Pipavav社、注2)と共同で2015年6月から完成車物流ターミナルの運営を開始することを決定しました。
インド西海岸エリアでは、複数の自動車メーカーによる完成車の輸出拡大が見込まれるなか、その需要に対応するためAPM Terminals Pipavav社がコンテナターミナルを運営しているピパバブ港において、NALI社はPDI(注3)や無線ICタグ(RFID)技術(注4)による車両追跡といったサービス、年間25万台もの取扱い能力を有する完成車専用ヤードを整備し、高付加価値の完成車物流サービスを提供していきます。
当社グループはさらなる経済成長が見込まれるインドの完成車物流において、新中期経営計画“More Than Shipping 2018”で掲げた「きらり技術力」を推進し、世界各地で培ってきた完成車物流の豊富なノウハウと経験を活かし、より高品質なサービスを提供していきます。
(注1)NYK Auto Logistics (India) Pvt. Ltd:インドにおける現地法人NYK LINE (INDIA)社の子会社で、完成車関連事業を一元的に担っている。海上輸送に加え、自動車専用船にかかわる集荷代理店業務、ターミナルでの完成車の納品前点検・補修サービス、トレーラーや鉄道による内陸輸送などを提供している。
参考:2010年10月14日発表
当社のインドでの完成車輸送事業を統合~一元取り扱い体制でニーズに迅速対応~https://www.nyk.com/release/787/NE_101014.html
(注2)Gujarat Pipavav Port Ltd(APM Terminals Pipavav社): 67か国71の世界各国の港湾でターミナル運営に従事するAPM Terminals系列の国際的ターミナルネットワークの一つ。
(注3)PDI(Pre-Delivery Inspection): 完成車の納品前点検・補修・部品補給サービス
(注4)無線ICタグ(RFID)技術 :RFID(Radio Frequency Identification)はID情報を埋め込んだタグから、電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信によって情報をやりとりする技術。
■ピパバブ港ロケーション
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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