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    ―他船と衝突後、座礁したケースを想定―
 
 

当社船舶管理LNG船で重大事故対応訓練を実施
―他船と衝突後、座礁したケースを想定―

2014年9月3日


訓練の様子

当社は9月1日、当社が船舶管理する液化天然ガス(LNG)船で重大事故が発生したとの想定で対応訓練を行いました。
 
当社グループでは、1997年7月に発生した大型タンカー「ダイヤモンド・グレース」の油流出事故を教訓として、すべての社員に安全運航の重要性を再認識させるキャンペーン「Remember Naka-no-Se」を毎年行っており、今回の訓練はその一環として実施しました。
 
訓練の概要は以下の通りです。

【事故想定】
LNG船が航行中にブラックアウト(船内停電)が発生して他船と衝突、その後座礁した。座礁によりバラストタンクに海水が流入し、離礁困難な状況に陥る。
 
【訓練の流れ】
(1)LNG船から当社は緊急連絡を受け、すぐさま事故対策本部を設置。
 
(2)当該事故に関する情報を海上保安庁に連絡。


模擬記者会見の様子

(3)LNG船の離礁作業と電源復旧を早期に行うべく、海上保安庁およびその他関係者の指示を仰ぎ、事故対策本部で事故対応。
 
(4)事態の進展に合わせてプレスリリースを配信、メディアからの問い合わせ対応訓練と模擬記者会見を実施。
(説明者:当社代表取締役副社長内藤忠顕、当社経営委員 庄司 勉、NYK LNG シップマネージメント株式会社社長 米澤 寛)
今回の訓練では、当社グループの船舶管理会社NYK LNGシップマネージメント株式会社も参加し、海上保安庁の指示、助言を得ることで、事故発生以降の迅速な情報収集や関係者との連携、またプレスリリースや模擬記者会見を通じて社会に対して迅速かつ正確に事故の説明をすることの重要性を再確認しました。
 
当社は引き続き、安全運航と環境保全を最優先した企業活動を行ってまいります。
以上
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。