ストルトとの合弁会社がパーセルタンカー2隻を発注
- アジア・豪州のケミカル市場に向け、船隊を一層強化-
2014年7月3日
当社とノルウェーの企業集団ストルト・ニールセン社(Stolt-Nielsen Limited)のタンカー部門、ストルトタンカーズ社(Stolt Tankers B.V.)との合弁会社NYKストルトシップホールディングス社 (NYK Stolt Shipholdings INC.、以下NSSH社)は、株式会社臼杵造船所 (本社:大分県臼杵市、代表取締役社長:角田二朗)に1万2,500重量トンのパーセルタンカー(多品種・多目的ケミカルタンカー)2隻を発注しました。
6月27日に調印式が行われ、造船側から臼杵造船所の角田代表取締役社長とJFE鋼材株式会社の石原慶明代表取締役社長、ストルトニールセンジャパン株式会社の平林俊一代表取締役、当社エネルギー業務グループ長・冨永栄治が出席しました。
今回の発注船は、NSSH社としては現在保有・運航している8隻のパーセルタンカーに続き9・10隻目となります。本船はステンレス製カーゴタンク18個を備え、最新鋭の環境技術を採用した高性能船で、2016年7月および9月に竣工予定です。竣工後は、当社とストルトタンカーズ社との合弁の運航会社であるストルトNYKアジアパシフィックサービス社(STOLT NYK Asia Pacific Services INC、以下SNAPS社)に長期用船され、高齢船または短期用船の代替船として従事します。
当社とストルトタンカーズ社は、NSSH社、SNAPS社に加えて、NYKストルトタンカーズ社 (NYK Stolt Tankers S.A.)でも22,000~39,000重量トン前後のパーセルタンカー6隻を保有するなど、遠距離輸送でのパーセルタンカービジネスも展開しています。
当社は、新中期経営計画“More Than Shipping 2018~Stage2 きらり技術力~”で策定した事業戦略に基づき、合弁パートナーであるストルトタンカーズ社と共に、技術的に複雑かつ高品質なオペレーションを要するパーセルタンカーを運航し、需要が堅調なケミカル市場において、より競争力のある船隊を整備していきます。
以上
参考リンク:
2013年11月14日発表 ストルトとの合弁会社がパーセルタンカーを発注
―ケミカル市場向けに競争力ある船隊を積極整備―
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。
その後、予告なしに変更される場合がございますので、あらかじめご了承ください。