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    ―売上金の一部は東日本大震災の復興支援に―
 
 

自動車専用船の照明、1万3千本を次世代省エネ蛍光灯に交換
―売上金の一部は東日本大震災の復興支援に―

2013年3月11日

当社は2012年4月から省エネ効果と経済性の両面より、運航する自動車専用船に株式会社オプトロムの次世代省エネ蛍光灯「E・COOL」の導入を始めましたが、今年度は6隻で計約1万3千本の蛍光灯の交換が完了しました。
 
「E・COOL」は、長年液晶モニターなどに使われてきたCCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp:冷陰極蛍光ランプ)を利用し、低消費電力、長寿命、高輝度、ちらつきが少なく目に優しい光、など優れた特性を持っています。既存の蛍光灯に比べて約40%の省電力が見込まれており、自動車専用船1隻の全ての照明を「E・COOL」に交換することで航海中の二酸化炭素(CO2)排出量が最大1%程度削減されます。当社は今後も積極的に「E・COOL」の導入を進める予定で、2013年度は今年度を上回る約4万本の交換を予定しています。
 
また、仙台市に本社を置くオプトロムは、「E・COOL」の売上金の一部を災害復興義援金として東日本大震災の被災地に送る復興支援キャンペーンを行っています。当社への「E・COOL」の売上代金の一部も復興支援金として、公益社団法人日本フィランソロピー協会(注1)のフィランソロピーバンクを通じて、仙台市で活動する特定非営利活動法人チャイルドラインみやぎ(注2)に寄付される予定です。チャイルドラインみやぎは18歳までの子どもなら誰でもかけることのできるフリーダイヤルのホットラインを運営、震災以降は活動の幅を広げて子どもたちの支援も行っています。
 
当社は今後も環境に優しい取り組みを通し、地球環境と持続可能な社会に貢献すると同時に、2年が経過した震災被災地の復興に少しでもお役に立てるよう、引き続き取り組んでまいります。
 
(注1)公益社団法人日本フィランソロピー協会
1963年に設立され、1991年からフィランソロピーの推進事業を開始。2009年に公益社団法人の認定を受ける。民間による公益活動の推進を目的として、フィランソロピー概念の啓蒙、企業や個人のフィランソロピー活動の実践に向けた事業を実施している。また、企業・行政・NPOなどセクター間の交流促進や触発のための様々な社会貢献プログラムを展開している。
 
(注2)特定非営利活動法人チャイルドラインみやぎ
全国のチャイルドラインと協力して、18歳までの子ども専用フリーダイヤル(0120-99-7777)を設置。研修を経て養成されたボランティアが子どもたちから相談の電話を受けている。東日本大震災後には、被災した子どもの居場所づくりなどの支援活動も手がけている。
 
                                      以上
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