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業績ハイライト

セグメント別推移

セグメント別売上高構成比率(2017年度実績)

セグメント別売上高構成比率グラフ

2018年度3月期第2四半期決算のセグメント別概要

定期船事業

コンテナ船部門では、2018年4月1日より新事業会社ONE社のサービスが開始されました。事業統合によるシナジー効果は着実に現出している一方、4月の営業開始直後に発生したサービス混乱の影響により積高・消席率の落ち込みが発生し、7月から9月の貨物繁忙期にかけて巻き返しを図ったものの、主力の北米航路のほかアジア域内航路などでもその影響が残り、想定を下回って推移しました。これによる運賃収入減に加えて、復航(北米発アジア向け、欧州発アジア向け等)における積高減の影響によってアジアへのコンテナ回送費用が増加したことも収支を圧迫しました。運賃水準は、北米・欧州航路ともに概ね順調に推移しました。

当社においては、主に第1四半期に定期コンテナ船事業の終了に要する一時費用が想定以上に発生しましたが、7月以降は大幅に減少しました。国内・海外コンテナターミナルの総取扱量は前年同期比で減少しました。

以上の結果、定期船事業全体では損失を計上しました。また、売上高は持分法適用会社であるONE社の売上高が含まれないこともあり、前年同期比で大きく減少しています。

航空運送事業

航空運送事業では、当社の連結子会社である日本貨物航空株式会社が過去に行った整備作業が不適切であったなどとして、7月20日に国土交通大臣より「航空輸送の安全の確保に関する事業改善命令及び業務改善命令」を受け、8月17日に改善措置を提出しました。同社は、機体の健全性を確認するために、6月中旬から運航する航空機11機全てを運休させ、健全性が確認された機体から順次運航を再開しています。10月上旬には5機目が運航を再開し、上海線、香港線、北米線、欧州線に就航しておりますが、前年同期比減収となり損失を計上しました。

加えて、上記の改善措置のひとつとして、運航する機種をボーイング747-8Fの1機種に絞る方針を決定しました。これに伴い、保有するボーイング747-400Fや予備エンジンの減損損失などの特別損失を計上しました。

物流事業

航空貨物取扱事業は、特に日本で取扱量が増加し、粗利も改善しました。海上貨物取扱事業は、アジアでの仕入れコストの高止まりにより粗利の改善が遅れましたが、取扱量は増加しました。ロジスティクス事業は、新規ビジネスへの参入による販売の拡大や効率化・コスト削減を進め、堅調に推移しました。内航輸送事業は、台風および地震の影響があり、航海数は減りましたが、堅調な荷動きに支えられ好調な収支を維持しました。

以上の結果、物流事業全体では、前年同期比増収増益となりました。

不定期専用船事業

自動車輸送部門では、北米、欧州向けの荷動きは堅調でしたが、原油をはじめとした資源価格の低迷を背景に減少した資源国向け輸送量の回復が遅れており、完成車海上輸送台数は前年同期比で減少しました。自動車物流では、一部の地域で自動車販売台数伸び悩みの影響を受けて取扱台数が減少しましたが、引き続き将来の成長市場における事業拡大の検討を進めています。

ドライバルク部門は、解撤よりも新造船の竣工数が上回り船腹量は増加しましたが、鉄鉱石・石炭・穀物の荷動きが堅調に推移し、市況は改善しました。このような状況下、当社グループは長期契約の獲得に努めるとともに、効率的な運航の徹底を進めるなどのコスト削減や高コストの傭船の期限前返船を進めました。さらに、貨物の組合せや配船の工夫によりバラスト航海を減らすなど、収支の向上を図りました。

リキッド部門では、VLCC(大型タンカー)は、荷動き好調の中で、老齢船の解撤が進み需給バランスが改善したものの、市況は引き続き低迷しました。石油製品タンカーは、全体的に荷動きは好調であったものの、新造船の供給圧力がそれを上回ったため市況は低迷しましたが、LPG船は米国出しアジア向けの出荷増によるトンマイル増加により、市況は回復傾向となりました。LNG船は当第2四半期連結累計期間に新造船が3隻竣工し、安定的な収益を生む長期契約に支えられて収支は順調に推移しました。海洋事業においてもFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)、ドリルシップやシャトルタンカーが順調に稼働しました。

以上の結果、不定期専用船事業全体で前年同期比増収増益となりました。

不動産業

不動産業は順調に推移し、売上高、経常利益ともにほぼ前年同期並みとなりました。

その他の事業

その他の事業は、客船事業ではワールドクルーズを実施し乗船率が上昇しましたが、舶用燃料油販売事業で燃料油単価が上昇したものの粗利が低下したことなどから前年同期比増収減益となりました。

(億円)
  2017年度 2018年度
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
定期船
事業
売上高 1,715 1,790 1,768 1,640 810 700
経常利益 57 76 38 -63 -166 -22
航空運送
事業
売上高 233 237 258 248 217 74
経常利益 7 -8 8 10 -16 -62
物流事業 売上高 1,189 1,277 1,356 1,299 1,304 1,353
経常利益 -0 13 10 0 13 19
不定期
専用船
事業
売上高 1,889 1,922 2,055 2,088 2,065 2,081
経常利益 27 22 65 -19 104 54
不動産業 売上高 19 19 19 20 18 19
経常利益 6 8 6 5 7 7
その他の
事業
売上高 390 400 466 465 435 466
経常利益 11 9 10 0 9 -3

(注)億円未満 切り捨て