1. ホーム
  2. IR情報
  3. 業績・財務情報
  4. 業績ハイライト [セグメント別推移]
 
 

業績ハイライト

セグメント別推移

セグメント別売上高構成比率(2017年度実績)

セグメント別売上高構成比率グラフ

2018年度3月期第1四半期決算のセグメント別概要

定期船事業

コンテナ船部門では、2018年4月1日より新事業会社ONEのサービスが開始されました。サービス開始直後は従業員のシステム習熟度の不足、業務プロセスの準備不足などにより事務手続き上のトラブルが発生しましたが、様々な改善策を実施し正常状態に戻りつつあります。上記立ち上げ時のトラブルも一因となり、北米・欧州・アジア域内航路では積高が想定を下回りました。運賃水準は、北米航路はほぼ想定通り、欧州航路では期初は想定を下回る水準でしたが、その後は回復傾向となりました。引き続きコスト削減活動の深化、統合シナジー効果の積み上げによる早期の改善に向けて取り組んでいます。

当社においては定期コンテナ船事業の終了に要する一時費用が想定以上に発生しました。国内・海外コンテナターミナルの総取扱量は前年同期比で減少しました。

以上の結果、定期船事業全体では損失を計上しました。また、売上高は持分法適用会社であるONEの売上高が含まれないこともあり、前年同期比で大きく減少しています。

航空運送事業

航空運送事業では、当社の連結子会社である日本貨物航空株式会社が過去に行った整備作業が不適切であったなどとして、本年5月より国土交通省による立入検査を受け、7月20日に国土交通大臣より「航空輸送の安全の確保に関する事業改善命令及び業務改善命令」を受けました。機体の健全性を確認するために、6月中旬から運航する航空機11機全てを運休させたため、前年同期比減収となり損失を計上しました。現時点では2機が運航を再開していますが、運休している航空機については、機体の健全性が確認され次第、順次運航を再開する予定です。

物流事業

航空貨物取扱事業及び海上貨物取扱事業は、取扱量が増加し粗利も改善しました。ロジスティクス事業は、米州の倉庫事業が収支改善を果たすなど堅調に推移しました。内航輸送事業は、需要が増加し荷動きが好調でした。

以上の結果、物流事業全体では、前年同期比増収となり利益を計上しました。

不定期専用船事業

自動車輸送部門では、堅調な北米、欧州、アジア地域などへの輸送需要に着実かつ効率的な配船で対応しましたが、原油をはじめとした資源価格の低迷を背景に減少した資源国向け輸送量の回復が遅れており、完成車海上輸送台数は前年同期比で若干減少しました。自動車物流では、欧州やインド、東南アジアなど既存事業を継続するとともに、トルコでの完成車専用ターミナルの建設を発表するなど、引き続き成長市場における事業拡大の検討を進めました。

ドライバルク部門は、解撤よりも新造船の竣工数が上回り、船腹量は増加しましたが、石炭や穀物などの荷動きが増加し、市況の回復傾向は維持されました。このような状況下、当社グループは長期契約の獲得に努めるとともに、効率的な運航の徹底を進めるなどのコスト削減に取り組みました。さらに、貨物の組合せや配船の工夫によりバラスト航海を減らすなど、収支の向上を図りました。

リキッド部門では、VLCC(大型タンカー)および石油製品タンカーは、荷動きは堅調だったものの新造船の供給圧力が強く、また、LPG船は解撤が進まず依然供給圧力が強いため、それぞれ市況は悪化しました。LNG船は当第1四半期連結累計期間に新造船が2隻竣工し、安定的な収益を生む長期契約に支えられて順調に推移しました。海洋事業においてもFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)、ドリルシップやシャトルタンカーが順調に稼動しました。

以上の結果、不定期専用船事業全体で前年同期比増収増益となりました。

不動産業

不動産業は、物件の売却や一部ビルの管理業務が満了となったことに伴い前年同期比減収となりましたが、前年度に計上した物件取得に伴う一時費用が今年度は発生しないため、増益となりました。

その他の事業

その他の事業では、客船事業はワールドクルーズを実施中で乗船率が上昇しましたが、舶用燃料油販売事業において粗利が低下した影響などもあり、前年同期比増収減益となりました。

(億円)
  2017年度 2018年度
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
定期船
事業
売上高 1,715 1,790 1,768 1,640 810
経常利益 57 76 38 -63 -166
航空運送
事業
売上高 233 237 258 248 217
経常利益 7 -8 8 10 -16
物流事業 売上高 1,189 1,277 1,356 1,299 1,304
経常利益 -0 13 10 0 13
不定期
専用船
事業
売上高 1,889 1,922 2,055 2,088 2,065
経常利益 27 22 65 -19 104
不動産業 売上高 19 19 19 20 18
経常利益 6 8 6 5 7
その他の
事業
売上高 390 400 466 465 435
経常利益 11 9 10 0 9

(注)億円未満 切り捨て