郵船みらいプロジェクトとは?
当社は全国の小中学校や商船系学校を中心に、海事思想の普及と外航船員の魅力を伝えることを目的に “郵船みらいプロジェクト” をスタートしました。
近年、日本の貿易のうち海上貿易が99%以上(トン数ベース)を担っていますが、海運業界の認知度はあまり高くないのが現実です。「みらい」を担っていく世代に海運業と社会が密接につながっていることを知ってもらい、子どもたちだけでなくステークホルダー、一般の人を含めた皆さんに、外航海運やそれに携わる船員の仕事について知ってもらうことで、海運の「ファン」を増やしていくべく活動を推進しております。
“郵船みらいプロジェクト” 活動事例
- 船の一般公開
- 商船系学生の当社発注船舶の建造見学
- 小中学校での当社海技者による出前授業
- 小中学生、一般市民向け体験乗船のサポート
- 中学生向け学校説明会などでの海運業界紹介
- 当社運航船への商船系学校教員乗船受入れ
- 当社運航船の船内見学と港湾施設見学
- 日本の商船系高等専門学校と当社がフィリピンで運営する商船学校との国際海事交流
こちらのサイトでも海運に携わる私たちの仕事を紹介しています
お子様向けの船や港のお話
お子様向けの船や港のお話
郵船みらいプロジェクトの具体的な取り組み
外航船員による出前授業
船長や機関長、航海士や機関士と言った当社の船員が、船や海の話、船員という仕事について紹介します。残念ながら船員という職業を知らないという方々は多くなっていますが、地球を舞台に巨大船を操る魅力的な外航海運の世界を、自身のエピソードを交えながら具体的に紹介しています。
出前授業の依頼は随時受け付けています。また、海事関係団体から講演の協力依頼があった場合には当社船員を派遣しています。


商船系学校教員の外航貨物船体験乗船
外航船で活躍する船舶職員を養成している商船学科教員に、当社運航船への体験乗船の機会を設けております。
一般商船の現場を体験し、理解を深めてもらうことで、教育現場で生かしてもらうことを目的にしています。


NYK-TDG Maritime Academyと商船系学校の国際海事交流
当社がフィリピンで運営する商船大学NYK-TDG Maritime Academy(以下、NTMA) と日本の商船系高等専門学校の国際海事交流プログラムを実施しています。
2017年には全国の商船高等専門学校から希望学生計10名がNTMAへ短期留学しました。期間中、学生たちは互いの留学先で講義を受け、留学先の学生と共に実習に取り組み、英語で交流を図るなど、同じ外航船員を志す学生として、切磋琢磨する姿がうかがえました。
両国の参加学生からは、外国の同じ立場の学生と触れ合うことで大変いい刺激・経験になったと好評を頂いています。


ターミナル・運航船見学
当社では未来の船舶職員を目指す商船高等専門学校の学生を対象に、実際の外航船舶のスケールを体感できるよう、当社運航のコンテナ船の船内見学と、コンテナターミナル見学の機会を提供しています。
また、東京の大井コンテナターミナルでは学生の方を対象にターミナル見学を実施しています。

東京湾海洋体験アカデミー
公益財団法人ブルーシー・アンド・グリーンランド財団が夏休みに開催するB&G東京湾海洋体験アカデミーに協力しています。2016年には山下公園の氷川丸で、また2017年には横浜の帆船日本丸記念パークにおいて、操船シミュレーターや海図を使った航海士体験ワークショップなど、船や船員の仕事に興味を持ってもらえるようなイベントを行いました。



船の一般公開
2015年より横浜・神戸などを中心に、船と船で働く船員を紹介する一般公開のイベントを実施しています。
3度目となる2017年8月6日(日)には、「海洋都市横浜うみ博2017 ~見て、触れて、感じる 海と日本PROJECT~」に参加し、横浜港大さん橋ふ頭において、当社が運航する自動車専用船「CASTOR LEADER」、株式会社ウイングマリタイムサービスが運航するLNG燃料タグボート「魁(さきがけ)」の体験乗船会を実施しました。
こちらのサイトにも船の見学会の案内があります
船の見学会の案内やレポート


学びのフェス
2017年春より、毎日メディアカフェと毎日小学生新聞による「学びのフェス」に参加しています。「学びのフェス」は、毎年春と夏に科学技術館(東京都千代田区)において開催されており、弊社は操船シミュレータを用いた、お仕事体験コーナーを通じて、船と船員の仕事を紹介しました。

