マテリアリティ

当社グループの重要課題「安全」「環境」「人材」

重要課題とSDGsへの貢献

当社グループの重要課題である「安全」「環境」「人材」の対応・強化に取り組み企業価値と社会価値の創出を追求するとともに、SDGs(Sustainable Development Goals)の達成に貢献していきます。

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安全

安全で確実な運航のために地道な努力で他社と差別化

当社は130年を超えて事業活動を継続するなか、安全運航の徹底に取り組んできました。お客さまの荷物を安全かつ確実に届けることは、当社グループにおける最大の使命です。万一、事故が起きるとお客さまの信頼を失うだけでなく、環境や経済活動にも影響を及ぼしかねません。

当社では、遅延時間ゼロを目指し安全運航を担うパートナーとの連携や訪船活動などの地道な取り組みにより、船陸一丸で安全・確実な運航に努めています。また、ビッグデータの活用と船員の持つ高度な技術力で差別化を図り、新たなビジネスチャンスにつなげています。

<リスク>

事故を起こすことによる

  • 環境汚染
  • 船舶損壊
  • 信頼失墜
  • 経済活動への支障
  • 労働災害

<機会>

  • 信頼向上
  • 外部評価の向上
  • 新たなビジネスチャンス

遅延時間の推移(ダウンタイム)

事故やトラブルによって船舶の運航が停止した時間(ダウンタイム)を安全運航の指標としています。

環境

持続可能な社会に向けて地球に優しい運航を徹底

グローバルに事業活動を行う当社グループにとって、地球環境問題への対応は最重要課題の一つです。当社グループは、2001年に環境方針、2005年に環境経営ビジョンを制定しました。環境と経済のベストバランスを目指し、企業価値の向上を図ります。

地球温暖化の原因となるCO2の排出量を当社グループでは環境経営指標と定め、船舶から排出されるトン・キロメートルあたりのCO2排出量を船種別に管理しています。さらに、ビッグデータを活用した最適運航や環境に優しい船舶の開発などの取り組みを通じ、CO2排出量の削減に努めます。

<リスク>

規制対応の遅れによる

  • 事業活動停止
  • 対応コストの増大
  • 信頼の低下

<機会>

  • 燃料消費量の低減によるコスト抑制
  • 環境先進性による差別化
  • イノベーションの具現化

環境経営指標(EMI)※1によるCO2排出量

IMOガイドラインに準拠した環境経営指標(EMI)として、船舶から排出されるトン・キロメートル当たりのCO2排出量を2006年から船種別に管理しています。数値の減少が排出量の改善を示しています。

  1. ※1 環境経営指標(EMI)=環境負荷(CO2排出量)/事業付加価値(海上輸送重量トン・キロメートル)
  2. ※2自動車専用船は重量/容積比率が小さいため、指標が大きくなる

人材

多様な人材が活躍する職場環境を実現

グローバルに事業展開する当社グループの社員数は約3.7万人、このうち7割強の社員が海外で勤務しているほか、当社グループ運航船には、多国籍の船員が乗船し、人材の多様化が進んでいます。陸上職と海上職がそれぞれの分野で専門性を磨き、海陸で連携しながら、企業価値の向上を目指しています。

さらに、会社を支える人材を育成するため、海上・陸上双方で独自の研修プログラムを設け、成長しながら働くことのできる環境づくりに取り組んでいます。

<リスク>

優秀な人材の不足による

  • 企業競争力の低下
  • ビジネスチャンスの逸失
  • 技術力の低下

<機会>

  • ノウハウの蓄積による競争優位性の確立
  • 多様な人材による新たな価値創出
  • イノベーションの推進
  • ハイリスク貨物(原油・LNGなど)への高い対応力

日本郵船グループ地域別社員数割合(連結)

人的資本強化の歴史

  • Global NYK Week
    当社グループの世界の各拠点から選抜された管理職を対象とした研修を年に一度、本店で実施。2012年以降は郵船ロジスティクス(株)と共同開催。また、2013年よりシニアマネジメント層向けに同様の研修も開催