日本郵船グループ報「YUSEN」より“航跡”
第43回「切手の中の社船」

季季節感のある切手や差し出された土地の香りのする切手が張られた手紙をもらうのは、うれしいものです。
 海にまつわる切手には、船がデザインに使われているものがあります。その中で、当社の船が船名入りで切手になったことがあるのをご存じでしょうか。1975(昭和50)〜76年にかけて発行された船シリーズ全6集は1集20円切手か50円切手が2枚1組(2隻分)で、そのうち3隻が当社の社船でした。遣唐使船、御朱印船、千石船など歴史的な船とともに並んだのは、日本で初めて無線電信局を備えた商船として話題を呼んだ「天洋丸」、太平洋の女王と呼ばれた客船「浅間丸」、そして70年代を代表する大型フルコンテナ船「鎌倉丸」でした。  
 また、2002年には日米フルブライト交流50周年を記念して「氷川丸」をモチーフとしたカラフルな80円切手「留学生の旅立ち」も発行されています。
 いずれも、文化交流や産業の振興に貢献した船ばかりです。

日米フルブライト交流:1945年、J.ウィリアム・フルブライト米上院議員が中心となって作ったフルブライト留学制度。53年から60年にかけて「氷川丸」は、2,500人に及ぶ日米交換留学生を運んだ
切手の写真
写真提供:(財)切手の博物館


Back Number 日本郵船歴史博物館

社内報「YUSEN」
2005年11月号

【表紙のことば】
キャッチフレーズは“Bringing value to life”。創業120周年を迎え、「モノ運び」を通して人々の生活を支えていこうというNYKグループの決意表明です。2005年10月3日付日本経済新聞朝刊に掲載されました。