「航 跡」特別編【博物館へようこそ

第3回 イベント開催
「海藻おしば親子体験教室」&「作品展」
〜海洋汚染を考えよう〜

 子供たちが科学に親しみ、興味を深めていくことを目的とした「神奈川サイエンスサマー」(神奈川県主催)。当館では、この企画の一環として、海洋汚染について考えてもらうために「海藻おしば親子体験教室」を開催しました(8月2日)
 講師の野田三千代さん(海藻デザイン研究所)が、集まった小中学生30人に、知っている海藻の種類を尋ねると「わかめ」「こんぶ」「ひじき」という答え。VTRを交えた講義は「伊豆の海だけでも400種類もある」「海藻の森は、魚のすみかになっているばかりではない。海水を浄化しプランクトンの餌となるバクテリアを発生させ、生態系の維持に重要な働きを果たしている」「4億5千万年前に海藻が進化して現在の陸上植物の先祖となった」など、多彩な内容で、子供たちは興味津々な様子でした。
 その後の絵はがき制作では、色とりどりの海藻9種類を水に浮かべ、思い思いの形に広げたり切ったりしながら、濡らしたはがきに並べていきます。直感であっという間に仕上げる子もいれば、ストローでくりぬいた海藻を慎重に吹きつける子も。皆、自然の造形美に見とれ、その目は輝いていました。1時間後、はがきという小さなキャンパスは、似顔絵・魚・花束・夏の風物などが表現された生き生きとした作品に仕上がりました。
 表面をコーティングしたはがき約80枚は、当館の「作品展」として8月16〜24日まで展示後、子供たちの手元に返却されました。夏休みの自由研究のお役に立てたでしょうか。
※「海藻おしば」とは、海藻でつくる押し花のこと


浅間丸ディナーサンプル
鉱石船
重量物船
自動車船
在来船

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社内報「YUSEN」 社内報「YUSEN」
2003年10月号

【表紙】
郵船ビル前に神輿現る
 8月3日、江戸開府400年を記念して、富岡八幡宮(東京都江東区)の総金張りの神輿(みこし)が55年ぶりに丸の内の皇居前(郵船ビル本店前)に登場。トレーラーで運ばれてきた重さ2トンほどの神輿を約800人の氏子が担ぎながら、気勢を上げた。
撮影:桑原保夫さん(家族)