時の羅針盤時の羅針盤

『THE TRAVEL BULLETIN』 世界一周切符

1927年9月、日本郵船は世界一周切符の販売を開始しました。有効期間は2年。現在とは異なり、当社やCunard Line社などの提携各社が運航する船舶や鉄道を乗り継ぎながら好みに合わせて滞在地や期間を選択。自分流に世界を巡ることができました。

“We had heard it said that the only way to travel with a baby was NOT to travel, but we would change it to: —not to travel unless you go by the N.Y.K. Line, when you may be sure that everything possible will be done to make things easy!”(原文より抜粋)

これは『THE TRAVEL BULLETIN』29年8月号で紹介された、お客さまからの手紙の一節です。差出人はボンベイ(現ムンバイ、インド)から香港(中国)まで「丹波丸(I)」に、香港からロサンゼルス(米国)まで「さいべりや丸」に赤ん坊連れで乗船したA・E・ガーランド夫妻一行。船が小さいので乗船前は期待していなかったが、食事もサービスも完ぺきで乗組員も大変親切であるとも書き添えられています。

『THE TRAVEL BULLETIN』:1920~41年、日本郵船が発行した英文広報誌。全195巻
『THE TRAVEL BULLETIN』
1929年8月号 早稲田大学図書館協力
グループ報「YUSEN」2010年2月号表紙

グループ報「YUSEN」
2010年2月号No. 630
【表紙のことば】
荒波を乗り越え、宜候の海へ