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海風日記

旅行ガイドブック

旅行ガイドブック:『埃及見物』『死都ポンペイを訪ふために』『爪哇の旅』

1900年代初頭までは乗船客の大半が外国人であったため、NYKは英文のパンフレットを多数発行していました。1920~30年代に入ると、国内でもツーリズムが盛んになり、一定数の日本人が海外に出掛けるようになるにつれ、小冊子型の日本語版パンフレットを発行するようになりました。

停泊日数が長く上陸が可能な場合、乗船客は寄港地での観光を楽しむことができました。冊子には寄港地案内とともに見所や注意事項などが記され、さながら街歩き用のガイドブックのようでした。中でも、欧州航路の乗船客にとって、エジプト、イタリアのポンペイ、ジャワ(現在のインドネシア)が人気の寄港地で、NYKは英国のトーマス・クック社や南部兄弟商会と代理店契約を結び、乗船客に小旅行の斡旋(あっせん)もしました。