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博物館へようこそ博物館へようこそ
「橿原(かしわら)丸」1等プール初期案(前川國男建築設計事務所設計/丹下健三担当、1940年ごろ)上:「八幡丸(II)」1等読書室(中村順平設計、1940年)右:「八幡丸(II)」1等ダンシングスペース(松田軍平設計、1940年)
企画展「洋上のインテリアII」ヨコハマトリエンナーレ2011連携プログラム

現在、日本郵船歴史博物館では、ヨコハマトリエンナーレ※12011に合わせた企画展「洋上のインテリアII」を開催しています。

かつて客船が「動く国土」と呼ばれていたことをご存じでしょうか。豪華客船時代と呼ばれる1900~40年代にかけて、客船は各国の最先端の科学技術と芸術の粋を集結して建造され、国力を示す指標にもなっていました。また陸上の建築と異なり、港から港へ世界中を移動するため、国の技術力や文化の成熟度をおのずと外国にさらしてしまう乗り物でもありました。こうした背景から客船は国土の延長として捉えられ、船体機能が優れているだけでなく、船内のインテリアについても他国を圧倒するような豪華さが必要とされたのです。

このような豪華客船のインテリア設計に、日本を代表する多くの建築家や芸術家が関わっていたことは、あまり知られていません。初公開の資料が多く含まれる本企画展では、中村順平(1887~1977)や村野藤吾(1891~1984)、吉田五十八(1894~1974)、さらには「世界のタンゲ」として知られる丹下健三(1913~2005)の活躍なども紹介しています。知られざる船内装飾の歴史に触れて、往時の豪華客船時代の雰囲気を感じてみませんか。

ヨコハマトリエンナーレ2011連携プログラム会場では、当企画展のPRコーナーも設置しています。皆さん、ぜひお誘い合わせの上ご来場ください。

※1 ヨコハマトリエンナーレ
横浜市で3年おきに開催される現代美術の国際展覧会

グループ報「YUSEN」2011年9月号表紙

グループ報「YUSEN」
2011年9月号No. 649
【表紙のことば】
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