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日本郵船の5つの強み

3. 更なる収支安定化に向けた取組み

a-1) 市況影響を受けやすい定期船事業

事業環境

  • 需給(船腹量vs貨物量)のインバランスにより運賃相場が乱高下
  • 大量の新造超大型コンテナ船の竣工が2017年末まで続くため、市況は依然として厳しい
  • 燃料節減、環境規制の強化、船の大型化の必要性などによるビジネス環境の急激な変化が既存の船の競争力の低下につながっている

a-2) 定期船事業における「ライトアセット」戦略

不況及び陳腐化リスクに強い体質に → 「守り」の戦略

  • 規模の調整や速やかな処分が困難な「コアアセット(自社保有・長期傭船)」の比率を下げる
  • 同時に「ライトアセット(短期傭船・フォワーディング)」の比率を増やす
  • その結果、市況変動や最適船型の変化に短期間で対応可能な柔軟な船隊構成に

※ フォワーディング:船舶等の資産を保有せず、海・陸・空の輸送や通関等様々な手続きを組合せ、付加価値をつけて荷主に販売する。
利用運送業とも呼ばれる。

a-3) 定期船事業の統合を発表

当社は、商船三井㈱および川崎汽船㈱と10/31に、関係当局の許認可等を前提として、新たに3社対等の精神に基づき合弁会社を設立し、3社の定期コンテナ船事業(海外ターミナル事業含む)を統合することを発表。

a-4) 統合会社設立の狙い

グローバルな組織体制と定期コンテナ船ネットワークをさらに充実させ、お客様のニーズに、より高いレベルで応えるべく、高品質かつ競争力のあるサービスを提供していく。

b-1) 市況影響を受けやすいドライバルク船事業(スポット)

事業環境

  • 当社のドライバルク船事業の約7割は長期にわたり固定の収入を取り決めている
    長期契約である一方、残り3割のスポット契約は、契約締結時の市況に連動して収入が決まる
  • 需給のインバランスにより運賃相場は乱高下
  • 2011年が新造船竣工のピークであり、以降運賃相場は比較的安定すると思われていた
  • しかし、2014年初頭から低船価を狙った投機的な発注が散見され、
    再びの供給過多と中国経済の景気減退により、運賃マーケットは低迷が続いている

b-2) ドライバルク船事業におけるミスマッチ解消

不況に強い体質に → 「守り」の戦略

  • 長期傭船(コスト長期固定)の一部がスポット契約(収入変動)に配船されている(ミスマッチ)
  • 好況時に結んだ高コスト傭船が、市況低迷時に収支を圧迫
  • 特に傭船料の高いケープサイズバルカー船隊を順次返船
  • 今後スポット契約には短期傭船を当て、市況低迷時には早期返船できる体制に
  • その結果、市況変動への耐性を強化(好況時=高コスト高収入、低迷時=低コスト低収入)