グローバルな人材の確保

外国人船員の確保・育成

安全・効率運航を実現していくため、世界中の商船系大学と提携して卒業生を当社のキャデット※1として採用し、独自のキャデット訓練船5隻を活用して将来の幹部船員として養成しています。

※1 キャデット
幹部候補生。船舶職員(航海士・機関士)の資格を取得するために、乗船する訓練生のこと。

創立25周年を迎えたフィリピンのマンニング会社

当社のグループ会社であるNYK-FIL社は2014年12月18日、マニラ市内で創立25周年と本社オフィス全面改装完工を祝う記念式典を開催しました。NYK-FIL社は、当社グループ運航船に乗務するフィリピン人船員の研修・育成、配乗管理を行う会社として1989年にTDG社との合弁で設立され、現在では200隻以上の当社グループ運航船にフィリピン人船員を配乗しています。2007年に開校した商船大学NTMAや、同校に併設する船員研修施設と一体となって質の高いフィリピン人船員を輩出することを目的としており、近年では、大型原油タンカー(VLCC)や液化天然ガス(LNG)船などハイリスク船におけるシニア職員の登用も、積極的に推進しています。

※1 NYK-FIL社
NYK-FIL SHIP MANAGEMENT, INC.(本社・フィリピン)
※2 TDG社
Transnational Diversified Group(本社・フィリピン)
1976年に設立された船舶代理店業や船員配乗・育成事業、物流事業を行う企業グループ。当社とは設立当時から協力関係にある
※3 NTMA
NYK-TDG MARITIME ACADEMY
フィリピン・マニラ近郊のカランバ市に、当社とTDG社が設立した4年制の商船大学
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フィリピンに自営商船大学を開校

2007年6月、当社は、フィリピンにおけるビジネスパートナーと共同で、マニラ近郊カンルーバン市に商船大学を設立・開校しました。

当社は、フィリピンを主要船員供給国の1つと位置付け、フィリピン人幹部船員の確保とその質の維持・向上に努めていますが、当大学教育を通じて、マネジメント能力の育成等にも重点を置きつつ、前線の現場で求められる実践的な知識・技術の習得を学生の段階より進めることが可能となりました。現在、三等航海士・三等機関士として、当社グループ運航船で活躍しています。

当社は、当商船大学が当社の安全運航のみならず、フィリピン人船員の質の維持・向上と船員教育発展の一助となることを期待します。

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フィリピン商船大学

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第一期生の卒業式典

NYK-TDG MARITIME ACADEMY概要

開校日 2007年6月3日
規模 学生 航海科 90名 / 機関科 90名 一学年計180名
(2012年までは航海科 60名 / 機関科 60名の一学年計 120名が入学)
職員 約50名 (非常勤含む)
場所 マニラ近郊のカンルーバン市(マニラ市内から車で約1時間強)
用地面積 9ヘクタール
現地パートナー会社 トランスナショナルダイバーシファイド グループ
システム 3年間の座学と1年間の乗船実習の4年制
理念 学生個々の人格形成と実践的な海事技術の習得を中心にした世界に通用する船員の高等教育を行う

日本人海上社員 自社養成コース

グローバルな海・陸・空の総合物流企業として事業展開していくことを踏まえ、多様な人材を確保・育成していく必要性が一層高まっています。
このため、従来は専門的な教育を受けたライセンス取得予定者のみを採用していましたが、2006年度から日本の船会社で初めて、海上社員の自社養成を開始しました。

一般の4年制大学などの新卒者を採用し、入社後、2〜2年半の教育および乗船訓練によりライセンスを取得します。
その後、航海士・機関士として乗船経験を積み、船長や機関長を目指します。

自社養成を開始以来、合計60名を採用し、現在はその内教育・乗船訓練を経てライセンスを取得した35名が、世界中の船上の現場で活躍しています。

今後も継続して採用に取り組んでいきます。採用・採用後の研修などについて、詳しくはこちらをご覧ください。



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